週刊マンガライレポートVol.130
先週末のゲート前
D301の後ろにいるのは05‐109F??※05-109Fは運用が確認されました。Manggarai入場車の編成は不明です。
全検入れるべき編成がまだあろうに、なぜこのタイミングで05-109Fなのか。6133F,6134Fがこの2週間で運用から離れており、それぞれDepokとBalaiyasaに入場するものと思われましたが・・・。
最新ニュースでもお知らせしておるとおり、05-108FはBalaiyasaを出場し、Depokに回送されていますが、5017Fと合わせ、週末までの運用復帰はありませんでした。5017Fは先週木曜あたりに一度運用には入ったようなのですが・・・。
蔵の中にいるのは、、どうみても05なんだよなぁ・・・・
というわけで、動きの少なかった2週間でした。4/27-5/10のマンガライレポートです。
痛々しい姿になってしまったH27
逆サイドより。額縁も一部損傷しています。
まずはこちら。先月初め、Tangerang線内で中型トラックと衝突し、前面を損傷していた205系H27が 運用に復帰しています。スカートを損傷したまま運用に就いている編成が、増えつつありますが、ハエ30から外した予備品なのか、復旧されていました。しかしながら、前面帯部より下を大きく破損したため、テールライトは東南アジアでよくありがちな、赤い平面プラ板になっている他、ジャンパ間受けは破損したまま、無くなっています。 H1も運用復帰
引き続き、205系ネタで、脱線当該のH1編成も運用に復帰していました。脱線したのはモハ204-181ですので、特に変化はありません。
というわけで、この2週間に2度も脱線が発生したManggarai~Jatinegara間をウォッチングしてきました。なお、2件の事故に関連性はありません。Manggarai~Jatinegara間は、複々線化の準備工事?のため、速度制限中でした ので、車内からウォッチングするにはお誂え向きでした。 レールが交換された、9日のJatinegara構内の脱線現場
釜の自重で、ぐにゃりと曲がったレール
5月9日に発生した機関車の脱線事故の現場。分岐器付近のレールを交換したばかりであるため、10km/h?の速度制限となっていました。まあ釜がポイント上で脱線というのはしばしばある話ですので割愛します。
で、本題の2日に発生した205系の脱線事故。現場付近の線路は、特に損傷していないため、特に手を加えられておらず、脱線痕もほぼそのままに残っていました。車中からの目測なので、なんとも言えませんが、脱線痕は約100m近くに及んでおり、止まるまでに妙に時間がかかっているな(低速で走っていたため、気づくのが遅れたのか)というのと、脱線したのはやはり、Manggarai発車後のカーブを抜け切るかどうかのところから発生 しているのがわかりました。運転手の証言通り、やはり現場付近は工事のため、40km/hの速度制限になっており、列車はそれに従って走行したもの(例の運転士の話によれば30㎞/h)と思われます。一部、乗客のツイッターなどには、速いスピードだった、とあるのは嘘でしょう。要するに、低速でカーブを通過したことによる、典型的な輪重抜けであることには間違いないでしょう。車輪が進行方向右手、カーブ外側にせりあがったのも納得です。 残っていた脱線痕
現場付近は工事中です
しかしながら、問題なのは脱線したのが、6号車、モハ204の前方台車ということで、5号車サハとの関連です。前々から書いている通り、例の鋳鉄製のブレーキシューをH1も履いていますが、電制の効かないクハとサハはレジン製のままになっています。ですから、仮に速度制限を上回り、現場付近でブレーキをかけたなら、5号車と6号車でブレーキの効きに差があったといえます。仮にそうではないとしても、シューの違いは、車輪径の差も生み出します。使用1か月でどの程度、減るかはわかりませんが、モハ台車の車輪径の方が、小さくなっていたのではないでしょうか。
いずれにせよ、いくつかの要因が重なって、今回の事故に至ったのではないかと思われます。あくまでも、ド素人の見解ですので、悪しからず。
205系のネタばかりが続きますが、広告車の話題。
ハエ14に新たな広告が
モハ205-333
ハエ14といえば先日まで、何かしらの広告が出ていたと思いますが、そちらは契約切れのようで、新たにGlobal TVのラッピングが施されました。
また、久しぶりにメトロ車にも新たな広告が出ています。 相変わらず賑やかなラッピングの05-110
05-610
日本でお馴染みのC1000ビタミンレモンのラッピングが施されました。とりあえず、電車の動きはこんな感じです。
その他、こんなものがあったくらいかな。 JRE式に、Nambo線開業分をステッカーで貼り付けています
それだけです・・・。
ネタ不足なので客車の話題でも。釜の脱線があった9日夜に、お茶様御一行様用のKrakatauのきっぷをコタ駅に交換しに行ったところ、こんな列車が止まっておりました。中間に特別車Sumateraを挟んでいるあたりで、怪しさプンプンだったのですが、ManggaraiからJakartaKota客車区への配給列車が、ダイヤ乱れで遅れに遅れていたようですね。 10番線に謎の列車が・・・
よく見てみると、Sumateraより後ろ4両がいずれもBalaiyasaManggaraiで落成ほやほやの15年製改造車でした!! K1 0 15 05
66年製のビジネスから改造しているようです
一瞬、もはやMadiunから送られてきたばかりなのか!?と思いましたが、ちょうど現場に居合わせたMajalahKA記者氏によると、INKAで当面作るのはK3ACだけで、K1は在来車からの改造で賄うとのこと。要するにK3Cを入れてK2を順次置き換え。で、そのK2を魔改造して、K1へというのが流れなのでしょう。 K1 0 15 04
K1 0 15 02
K1 0 15 03
何故かトップナンバーだけはいませんでした・・・。
そうそう、9番線にはちょっと前までArgoBromoAngrekも停車していました。ダイヤ乱れでGambirがパンクし、Kotaに流しているのか!これはレアな光景だ!!とPKDも気にせず、バシバシ撮っていたのですが、これもMajalahKA記者氏によると、4月改正以降、Gambir着発の運用を除き、基本的にGambir~JakartaKota間を回送しているとか。そして、従来Manggaraiで実施していたK1,K2の客車整備をJakartaKota客車区に移管したとのこと。じゃあ、K1の整備をあの沼の中のJakartaKota客車区でやるのかよ!と思いましたが、ダイヤ改正に合わせ、改修が終了したとのことで、詰所も新たに竣工し、劣悪な整備不良客車区の汚名を返上したようです。今度暇があったら見に行ってみましょう。全然気づかなかった・・・。 今後は恒常的に見れるであろう、Kotaに入線するArgoBromoAngrek専用客車
そんなわけで、Gambirでの機回しを極力減らして、Commuterへの影響を最小限に抑えようと、一応は努力しているようですね。だったらKotaから客扱いしてくれよ!
また、Maggaraiの客車留置線は4月以降、主にEkonomi専用となっており、PasarSenen発着の一部の列車が、環状線内をぐるっと回送されてくるようになりました。Kota発着のEkonomiが全廃されたのもうなづけますね。要するにKota客車区で受け持つEkonomiが無くなったというカラクリでした。
なお、15年製改造車の一部は、翌日のBangunkartaに充当されているのが確認されました。 初運用に就く、K1 0 15 03, K1 0 15 02
さて、これまでの画像でお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、この週末は、数か月ぶりに!?朝から夕方まで雲一つない快晴が続きました。いよいよ撮影日和な週末が帰ってきた感じです!!撮影備忘録を。
そんなわけで、ちょうど田植えも始まろうかというこの時分ですので、この週末はSerpong線朝練から始めました。Bogor線運用が4月1日から、全て終日運用になっていることから、何も朝からManggaraiに張る必要性がなくなったので、今後はこんな動き方も増えるのではないかなと思います。
以前から目星をつけていたこちらのポイントへ。Cilejit駅のMaja寄りです。4月改正で本数が大増発になりましたので、いよいよ解禁です!! まずはEkonomiLokal
う~む、ちょうどこちら、田植えの真っ最中という感じで、線路際はまだまだの状態でした・・・。 車窓風景だと、なかなかいい感じなんですけどねぇ
乗ってきた6126Fが戻ってきました。
そんなわけで、撮影位置を変更。せっかくなので、田植え前の水の入った田んぼで水鏡。 最後のBanten線腰高KRD客車??
何気にCC203牽引なのがポイント高しですね。 7123Fを後追い
しばし撮影後、TanahAbang8:00発のRangkasJayaを撮るため、反対側に移動。しかし、いまだ単線での暫定営業のため、列車本数が完全に容量をオーバーしており、絶賛遅延中。やっとやってきたと思ったら、石炭貨物の返空でした。まあ撮れただけいいのだけど。いつの間にか、カゴが綺麗に塗り替えられ、会社のロゴも入るようになったんですね。 だいぶ引きましたが、入りきらず・・・。長い!
で、Merak行きBantenEkspresの通過(普通のEkonomiLokalと変わらないので割愛;;)ののち、ようやくRangkasJayaがやってきました。 白いRangkasJaya!!
本日のネタ、新塗装化されたRangkasJaya。先頭及び、最後部のAlingAlingを除いて、白色化が終了しています。今のところ、リニューアル(といっても車内は何もいじっていないでしょ!)車はRangkasJayaで限定運用されているようです。Kalimayaはまだ全車黄色でした。いずれ全部白になってしまうのですから、黄色をもっと撮っておくべきなんでしょうけど。でもやはり、ジャワの田舎風景には黄色が似合うよなぁ。 後続でやってきた6106Fを撮って撤収
戻ってきた6106FでParungPanjangに移動
と、いつの間にか、巨大な橋上式駅舎が出現!!もちろん、こちらは運輸省予算での事業で、KCJは一切関知していないプロジェクトですが、なぜ運輸省はBanten線改良にそこまで力を入れるのか。なにかと黒い噂の絶えないBanten州から何か圧力があるのか。 巨大なParungPanjang新駅舎
別に駅を新しくする分にはいいのだけど、それより昔から何も変わらない駅前の泥んこの道路を何とかしてくれよ!Banten州の知事さん!! 3本分は作れそうにも見えましたが、とりあえず2本のようです
そんな、ハリボテの改良よりも、もっと意義のある電留線工事ですが、Serpong方面に伸びる線路の敷設はほぼ完了していました。Maja方の、依然保線車両置き場になっていたほうにも作るのでしょうから、まだまだ時間はかかるのでしょうか。供用開始は来年のダイヤ改正になるのかなぁ・・・。それまでに複線化も終わらせないと(路盤崩壊部分はほぼ修復済み。あとは運輸省の鶴の一声で、各駅のポイント部は締結されるのをまつだけです)。
駅周辺ウォッチングの後は、お決まりのS字へ。ここ数週間で、ようやく側面に日が回るようになりました。再び、ここに通う日も増えそうですね。 どうもここに立つと05が来るのです・・・。05-112F。
お目当ては、ここで綺麗なうちに205系を撮ること!!昨年の9月以降、光線状態が悪かったので、ようやくの撮影です。 とりあえずH15。編成札があればなお良かったのですが・・・
7123Fもこちらで、無事にリベンジです
Krakatau(曇った!!)とその後続の列車を撮って、Manggarai方面に移動。撤収電をなんとか後追いで撮れないかと考えた挙句、築堤の下に行ってみたのですが、ちょっと足場が悪いですね・・・。下手すると、崖から田んぼに落っこちますので、ご注意を。 とりあえず・・・。あまりおススメは出来ません・・・。
電車の中で一眠りして、TanahAbang経由でManggaraiへ。すると、DjokoTingkirのお出まし。おお、久しぶりですね。 もうなんら特別感はないですが、DjokoTingkirです・・・
何のネタがあるのかと思いましたが、単なるDepok~BukitDuriの備品配給で、今からそれの送り込みとのこと。そんなわけで、しばし撮影の後、Depokへ。大したネタもないので、Depok通信も終わらしておきます。
~(不定期更新)月刊Depok通信 5月分~ DjokoTingkirが例の鋳鉄シューと謎の木箱を積載して、戻っていきました
まずは、廃車置き場の様子を 特に変わりなしですね・・・
牽引用に残っていたRheostaticはその役目を完全にRakitanに譲った模様。稼働の形跡なし。 逆サイドも、特に・・・です
離脱している、ハエ7とハエ31の6扉車、一部冷房が撤去されていますね。再起はもはやないのか・・・。 第二の橋より蔵の中を
05-108Fが最終チェック中。まもなく運用入りかな。 改造線。検査を終えた5017Fの姿も確認できました。
6133FがDepokに入場したようですね。車輪削正に入っているのは6125F。 逆サイド。こちらも廃車置き場と化しています。
Espasもいよいよ運用落ちか!と見えましたが、その後運用が確認されています。しぶといな。真ん中にいる205の中間はハエ1の6,7号車です。特に改修する気もないのかね。
特に橋の下にも下りるまでもなかった、平穏なDepok電車区でした。
以下、ざっくばらんに。 103系は引き続き、基本的にはMRI~DUフィーダーに入っています
6181F(-6168)も順調に運用中
最後にManggaraiTebet側のお立ち台(先ほどのDjokoTingkirアングル)について。
久々に午後まで晴れたので、こちらに立つのもご無沙汰なのですが、邪魔な標識が立ったばかりではなく、周辺で工事も始まっていますので、やや撮影環境が悪くなっていますので、お気を付けください。ちなみにあの標識は速度制限標識なんですね。工事終了後、撤去されることを願いたいものです。 あの看板、ちょっと気になりますよね・・・
かなり誇張した画ですが・・・・
ときおり、作業中のお兄ちゃんが横切ったり、また土嚢の山が出来ていたりしますので、神経質な方は、やめたほうがいいかもしれませんね。
以上
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 週刊マンガライレポートVol.210(2017.02.07)
- RangkasBitung電車入線試験(2月3日)(2017.02.05)
- (期間限定更新)週末のチカウム④(2017.02.03)
- KCJ公式グッズショップ「C corner」オープン(1月30日)(2017.02.02)
- 週刊マンガライレポートVol.209(2017.02.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ご無沙汰しております。連休も終わり、新年度スタートから早くも1か月半が経過しましたが、私は2ヶ月前の高熱を伴う風邪から始まった倦怠感の症状が改善しない為先日総合病院で採血などの検査を行った所貧血や内蔵の異常が見られず内科的異常がないとの事で心療内科への受診を薦められ、2日後に行く事になりました。昨日両親との話し合いの結果、大学休学も薦められておりお先真っ暗の状況にあります。そんな一方で南武線では4月下旬の初の譲渡配給以降、E233系増備も一旦停滞している模様で、長らく運用離脱していた1200番台1本の復帰もありました。置き換えは今年秋までのローペースの予定である事が大きいかもしれませんが、今後は廃車の公算が大きい1200番台には1日も長い活躍を望みたいところです。又予定ではE233導入数が従来より1本少ない事から、埼京線ハエ28編成のように209系1本若しくは1200番代1本が残留する事になるのかも大変気がかりなところです。本題ですが、廃車置場の惨状を久々に見ると譲渡から間もない205系ですらもうこんなに廃車が進んでしまったのかと思うと正直心が痛くなるばかりです・・・。(泣)
投稿: ハマ線沿線の民 | 2015年5月14日 (木) 09時05分
<ハマ線沿線の民様
埼京編成は2両壊れても、まだ8連で使えますから、気が緩むのでしょうね。やばいと思うまでは働きませんよ。
投稿: パクアン急行 | 2015年5月15日 (金) 03時13分