Serpong線2015年4月1日改正ダイヤ(4月6日訂補)
Serpong線は相変わらず、ParungPanjang以西が、すでに複線化工事はほぼ完了しているものの、昨年のTigaraksa~Cikoya間での路盤流出の影響で、供用開始が遅れています。しかしながら、ダイヤは複線化前提で組まれている(とりあえずParungPanjang~Tigaraksa間の複線化を早急に目指す模様)ため、ダイヤは形式的なものにすぎず、実際は暫定的な現場裁量で運行されています。そのため、4月1日にダイヤ改正が行われたものの、直後から連日のように修正が入っており、一応4月6日にアップデートされたものを踏襲して、現在に至っているよう(現場レベルではさらなる修正が入っている模様です)です。いつ何時また変更される可能性もあるわけで、以下の時刻表はあくまでも参考程度にお考えください。当方では一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。また転載、販売等は固くお断りいたします。 下りその1
下りその2
下りその3
※1998はDepokから直通運転(Depok発16:14)DP~THB間1997 下りその4
上りその1
上りその2
※1953AはDepokまで直通運転(但し回送扱い,ご乗車出来ません) 上りその3
上りその4
※6月23日現在
2014年6月改正で、Serpong線は8運用が設定され、2015年5月末の時点で、1運用増発され、9運用になっていましたが、今改正ではさらに1運用が増発となり、全10本体制となりました。そのうち、1運用は従来通り、日中Depok電車区入出庫運用で、朝夕のみと運用となります。日中、Serpong,ParungPanjangでの昼寝運用は設定されていません。ネタともいうべき、昨年6月中旬に設定された朝のSudimara発、2015年1月から、Manggaraiからの送り込みではなくなっており、特に意味もなくなっていましたが、改正以降もParungPanjangから送り込む形で残りました。特筆すべき点は、どうもその送り込み列車が営業扱いのようで、ParungPanjang~Sudimara間ノンストップで設定されています。誰が乗るんだよ・・・。
しかし、Serpong線の運用に入ると、10日に一回しか電車区に戻れず、車両にとってはかなり過酷な運用なのではないでしょうか(Serpong,ParungPanjangでは出区点検等、簡単なメニューのみ可)。予備編成を留置しておくスペースもなく、一刻も早いParungPanjang電留線の完成が待たれます。夜間は全ての編成が駅構内滞泊ですので、現状ではこれ以上の増発も困難になっています。
電車の増発には目を見張るものがありますが、Maja以西へ直通する客車列車も、本数は改正前と同じ本数(うちEkonomiLokal9往復)は維持されています。なお、以前にお知らせしている通り、Cikoya駅はEkonomiLokalは全列車通過となり、CommuterLineが全列車停車となっています。しかしながら、RangkasBitungまでの電化開業もあと1年以内にも実現しそうな気配であり、電車と客車の共演に残された時間は残りわずかです。
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