(不定期更新)月刊デポック通信 6月分
とりあえず、KCJ公式による12月までの全検予定をまとめると以下の通り。
7月6126F●
8月205 ハエ20
9月05-110▽2, 205 ハエ22
10月6115F△2, 205 ハエ23
11月6005F△6, 205 ハエ7
12月8007F△3, 205 ハエ30
●:所定 △:遅Xか月 ▽:早Xか月
(但し、遅れ編成は2年以内に離脱期間あり)
7月は断食月間のため、そして8月はレバラン,独立記念日の兼ね合いで、月1本しか検査しないのはまあ例年通りでしょうか。そしていよいよ9月から205の全検が始まる模様です。トップバッターとなるハエ20は国内での最終全検(重検?)後、最も経過日数の多い編成ですから、このあたりは考慮されているようですね。その後の205も、その日数に準じて、検査入りしてゆくようです。ハエ7はこのタイミングで10連に戻されるのか・・・。
逆に、今年度中に検査切れを迎えながら、この予定から漏れた編成は当然廃車というわけで、都営6000は今年いっぱいで事実上の全廃(残存する6161F,6181Fいずれも今年中に検査切れ)が確定。既に5か月オーバーながら未だに運用に就いている1060Fも南武と交代で離脱でしょうか。気になるのは6月いっぱいで検査切れとなる8003Fの処遇。9月に検査切れとなる8007F(予定表ではオリジナル組成になってますが・・・)は12月に入場予定でありながら、8003Fの方は漏れてしまっています・・・。一応、現段階での今後の廃車候補はそんなところでしょうか。
さて、前述した通り、8007Fと8039Fが同時に運用から離れています。たまたまの偶然とは思えず、12月の入場に向けて、再度8007号と8039号を差し替え、元番に戻すのか。そんな期待を胸に、橋の上に向かってみましたが・・・。
5017Fは本日予備車。ここ一か月ほど見かけていないEspasの姿も。
まずは、第一の橋から。せっかくオデコをグレーに再塗装したEspasこと6177Fですが、休車エリアに留置中。一応、パンタが上がったままの状態になっていますが、1060F同様、すでに検査切れ5か月オーバーですので、このままひっそりと消えてゆく公算が大。
さらにその奥にはこれも最近あまり見かけない6161(-6158)F、そしてKFWを挟んで8039Fの姿が。8040がこちら側も向いており、元8007号車のままでした。 廃車置き場はいつものまま
6扉車、一部は冷房外されていますけど、果たしてハエ7に再度組み込まれるのでしょうか。 ハエ1から抜かれたモハ205-238,204-238がこちらに移動しています
そういや、ここに縦に3本繋げてあるKFWは動いている形跡がないですね。毎日1運用だけKFWを走らすというのはKCJのノルマなのではないでしょうか。 定位置の6113F
相変わらずの6113Fですが、6115Fの3号車が律儀に所定の位置に組み込まれています。現6315のタネ車はやはり6313だったわけですね。 第二の橋
こちらも特に動きはなし。7122Fは本日の予備。6106Fもどうもすでに事故後運用に入っているらしいですから、これも予備でしょうか。しかし8007Fの姿が見当たりません。 おそらく全検中の6111F
先月末から入場している6111Fは最終チェックの段階?なかなか順調に進んだようですね。 と、なるとこちらのピットの中には何が??
7月入場予定の6126Fはまだ運用中ですから、検査ピットの中には何が入っているのでしょう?8007Fか?? ちょっとここが見えなかったのが痛いです。何をしているのだろう。 試運転線には検査明け6133Fとその後ろには・・・
Manggarai出場した6134Fと平行でにDepokに入場していた6133Fですが、どうやら6月5日に試運転は終わっているとのことでした。お知らせが遅くなりまして申し訳ございません。が、結局その後運用に就いていないわけで、どうやら一部の冷房に不具合があるようです。もしかしたら、Manggarai出場後Depokで何やら整備を受けていた6134Fとの間で、冷房を差し替えているかもしれませんね。ですから、当分6133Fの運用入りはなさそう。インバータークーラーの調達公示も以前ありましたが、これを見越したものだったのか?いや、そんな予測が出来るとは思えない・・・。そして、今回最大の衝撃だったのが、6133Fの背後に隠れる都営6000の姿! 気になって仕方ないので、裏手に回ってみました
車番は見えませんでしたが、形状から6271F,6281Fのいずれかの一部というのが判明。順当に考えて、Depok電車区で先頭がゲート向きに留置されていた6271,6272ではないでしょうか。検査ピットに入っている車両と合わせて、今後の展開が気になりますね。それとも単純に部品取りなんですかね。BalaiyasaManggaraiに眠る8連の6281Fが復帰してくれたら最高なんですが。
おまけ 洗浄線に入る6181(-6168)F
基本的に予備車の立ち回りながら、当面の間の活躍は期待できそう??
1か月後、2か月後にこの光景がどのように変貌しているのか、色々な意味で楽しみですね。
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コメント
今回はスマホからの投稿になります。南武線編成の登場で、いよいよインドネシア上陸以来15年に渡り活躍をつづけた都営軍団も完全引退との事で、熊本・秩父組がまだまだ現役で有る事を考えれば何か非常に惜しいように思います。譲渡当時幼稚園だった私も大学生活の折返し地点を過ぎ、時の流れとは本当に速いものです。
投稿: ハマ線沿線の民 | 2015年6月22日 (月) 08時09分
<ハマ線沿線の民様
もともと持って10年と言われていた車両ですし、政治的にも混迷を極めていた直後からの、まさに激動の15年を走りぬいただけに、十分に本分を尽くしたという感じではないでしょうか。インドネシアの首都鉄道の発展に残したものは大きいものがあります。しかし、15年とは本当にあっという間でした。
投稿: パクアン急行 | 2015年6月23日 (火) 02時07分