週刊マンガライレポートVol.132
結局全検入場ですか・・・
更新が遅くなりましてすみません。先週末のゲート前です。Manggaraiの6134F、Depokの6133Fが出場していませんが、05-109FがManggaraiに入場しました。この前、オデコのシルエットが6000か05かですったもんだいましたが、結局109Fも入場なんですね。2年周期キッカリで入場する東急車に対し、どうも一定しないメトロ車。平気でオーバーしたり、2年未満で入場したり・・・。この05-109Fは1年半しか走っていないんじゃないかな・・・。破損もなく、検査で再塗装されてしまうのがもったいないくらい。初めてアンチクライマー部に白の色差しが実施されたこの編成、前面のハートMは撤去されてしまったものの、オリジナル幕も現存で、メトロ車の中での撮り得編成でした。Manggrai入場ってことは、簡易塗装になってしまうのでしょうな・・・。残念。
邪魔者がいなくなり、森の中も見えました
離脱して久しいDjokoVisionこと5816F。前回のゲート前画像で先頭1両が倉の中に取り込まれていましたが、そのまま戻ってきnていないようですね。Depokで全検を受けた5817Fですが、試運転で致命的な?故障が発見され、部品交換するしかないとのことでしたので、5816Fから部品取りを行った公算が高いのでは、と思います。
そんなこんなで、今回も大きな動きがないのですが、5/25~6/7のマンガライレポートをお送りします。ようやく05-108Fと5817F共々運用復帰したのですが、5817Fは6/1に復帰早々再度車両故障。結局、運用に入ったのはそれっきりで、週末までに復帰はありませんでした・・・。とりあえず、05-108Fの方は無事営業に復帰し、順調に運用をこなしていますので、こちらからアップ。 ヘッドライトカバーの留めゴムまで塗装されたため、印象が若干変わりました
05-108Fの末期の姿は、丸2年ちょいの稼働ながら、満身創痍感が漂っていましたので、ピカピカの姿に蘇り、なんともうれしい限り。 損傷していた05-108側もこの通り、綺麗になりました
特に05-108のアンチクライマーが踏切事故?でひしゃげていたのですが、修復出来てしまうものなのですね。また割れて、アクリルになっていたヘッドライトカバーも、ガラスに戻り(05-107Fの廃車発生品?)、丁寧に接着され、違和感もなくなりました。破損していたKCJロゴは前例の通り、撤去されました。 拡大
なかなかの仕上がりですよね。 車内は安定のビニール張り
どうせ、すぐに外れてしまうのだから、いい加減やめにしましょうよ・・・。
続いてこちら。車両の話題ではありませんが、6/4からSerpong線Palmerah駅の改良工事が終了し、橋上化されました。今年度中に、Kebayorang, ParungPanjang, Majaの3駅も同様に橋上化が完成する予定です。黒いうわさの絶えないBanten州ですが、運輸省のこの力の入れようはなんなのでしょうか。 近代的な装いになったPalmerah駅
無駄に屋根が高いのはインドネシア人の趣味でしょうか。完成予想図では2階部分が駐車場になっていましたが、廃案になった模様。しかし、屋根はともかく、以上に広いこの空間がどのように活用されるのでしょうか。数年後には本格的な駅ナカが出現するかもしれません。実現すればの話ですが、モノレールとの乗換駅になるわけですし。
しかしながら、ジャカルタの駅にしては非常に使い勝手がよく(馬鹿みたいに遠回りさせられない)、エスカレーター,エレベーター完備(ただ駅外に向かうのは階段のみ;;)で、駅出入り口は道路を跨ぎ、バス乗り場に直結しています。
そんなわけで、橋上化前日にPalmerah駅で駅撮りしてきました。工事が完成すると、仮設ホームは撤去され、編成はほぼすっぽり駅舎の下にはいってしまいますので、この位置からは今後撮れなくなります。 幸先よく6127Fがやってきました
せっかくの広告なしですので、引きでもう一枚
近代的な駅舎の下を客レが通過(RangkasJaya)
05-102F。新しい広告が入っていたのでついでに上げておきます。
当該は05-202。
既にハエ13にお目見えしているのと同じスキンケアの広告です。
ちなみに、旧本屋はこのように新駅舎に覆われるように残存しています。というのも、信号扱いなどは依然としてこちらで行っているためで、当面の間残るのではと思います。 出勤前に撮ったので暗いですが・・・
お次は貨物列車の話題。
6/5からNambo発Sukabumi(Cisaat)行きのセメント貨物が設定されました。これまでの列車は基本的に深夜Namboを発車し、東ジャワに向かっていますので、初めてNambo線内日中の貨物列車が設定されたことになります。しかも、Depokで機回しして、Sukabumi線のCisaatまで行くという不思議な列車。
どうせコキにセメント袋を積み上げるだけの列車ですので、特に日中走るからといって、格段ネタになるわけではありませんが、とりあえず暇なので撮影してみました。せっかくなので、Depok~Bogor間を走っているのがわかるように、Bogor直近の上り勾配で、Silak山バックに後追いをしてみましたが、もやってしまいお山のシルエットすら見えませんでした;; Bogor名物?ヤシの木並木も首切りされていました・・・
曇ったおかげで、前打ちは出来ましたが
一部セメント列車は30両編成で運転されていますが、Sukabumi線内の有効長と勾配の関係からこちらは短い8両編成で運転されています。
気になるダイヤはNabo発12:30頃、Depok着13:00頃、Depok発13:45頃で隔日設定されています。なお、これに伴い、従来毎日運転だったSukabumi線のAqua貨物も隔日運転になり、セメントと交互に運転されることになります。
新鮮なネタとしてはそれくらいですかね。
残りは恒例の広告車と205のスカート破損の話題。
まずは前回の撮りこぼしから。 緑の山手線再び!
広告の入れ替えが激しいハエ13。クハ205-121にNuのお茶ラッピングが施されたのは既報の通りですが、こちら側からリベンジ。遠目に見ると、例のスキンケアの広告がスカイブルーに見えますね。
こちらも前回の撮り直し。 お茶ラッピングになった05-904
他のラッピングが解除され、おとなしくなった05-104F
そして、その後もお茶ラッピングが続々と増えています。Nuの広告と言えば、KCJの車体広告の元祖(当初はミルクティーでした)という感じですが、このところめっきり数を減らしていましたので、そのまま消滅するのかと思っていましたが。 6115Fにもお茶ラッピング
当該は元6313の6315
さらに今度は6123Fにも。 アンチクライマー白帯が凛々しい6123F
当該は6223
205には新たなラッピングがお目見えしています。
まずはハエ20。 モハ204-350にモーターショーの広告
イベント告知ですので、短期間で消えそうですね。 モハ205-352にお世話になっているあの栄養ドリンク!
モハ205-352に青豆ジュースの広告。青汁的なノリなのか。
ちなみに既出ですが、ハエ20はクハ204側のスカートが損傷しています。 相変わらず直す気がない・・・
同様の広告がハエ12にも出現しています。しかし、205の場合、集中的にラッピングされる編成とされない編成がありますね。 とりあえず、ハエ12
モハ205-327にモーターショーラッピング
モハ204-327に青豆ジュース
そしてスカートの損傷も引き続き増加しています。 現地式前面LEDが装着されたハエ23ですが・・・・
クハ204側のスカートを損傷。なんとも残念ですね。しかし車内ディスプレイとは裏腹に、全く浸透しない前面LEDはあくまでも試験的なのでしょうか。クハ205側は既に点灯していませんでした。
さらにH21も・・・。 なんだかねぇ・・・・。
まあ球数が多いだけに、当たる確率は必然的に高くなるのでしょうが、それにしても他形式のスカートがさほど損傷していないところを見ると、やはり制動距離が伸ばす要因になっている鋳鉄シューが事故を助長する張本人に思えて仕方ありません。まああとはBogor線が大増発されたおかげで、終日に渡り開かずの踏切が出現しており、無理な横断が増えているのも一因かもしれません。どうしても205はBogor線(+Bekasi線)に集中的にはいっていますからね。
そんなもんですから、そろそろ本腰を入れて205の記録も進めないといけなくなってきました。いずれ現地仕様のスカートに取って代わられることになるでしょうからねぇ。特にネタな編成は早めに捕獲しておかないと;; 小窓と大窓が混在するハエ32
オール小窓のハエ30
運よくやってきたので納めておきました。
なんだか赤帯編成に画像を占められてしまったので、最後に東急車を貼っておきます。前述の通り205のオリジナルスカートの姿も撮り納めしておかねばなりませんが、それよりも今もっとも旬なのはやはり東急車。目出度く稼働可能全9本が恒常的に運用されている今が最後の華でしょう。南武編成が到着したら、本気でヤバくなりますよ。
ちょうど環状線直通に連続で上って行ったので、Sudirmanで張ってみました。 なんだかお久しぶりの8610F
サボが掲出されて以来、幕が使われなくなってしまったのは残念な限り。 まだまだピカピカな8608F
組成変更されていない正当な8000系、8003F
東武直通対応!8618F
8039Fを8040側から
8007Fもオリジナルの8008を先頭にやってきました
おまけ TangerangからBukitDuri入庫のKFW
KFWは引き続き、1運用のみしか充当がありません、編成はその都度入れ替えているのですが。
※次回は回数調整のため、6月15日頃の更新を予定しています。
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コメント
ご無沙汰しております。南武線では置き換え完了は秋ごろまでかかると発表されつつも、205のジャカルタ譲渡に向けた配給も毎週着実に行われているようで、いよいよ南武線編成のジャカルタ上陸も秒読み段階となっている一方で、先日はナハ50編成が遂に長野へ廃車回送され、とうとう1200番台も残り1編成となってしまいました。やはりやむを得ない当然の結果なのでしょうが、結局1200番台の譲渡の夢は叶わず大変残念な気持ちでいっぱいです。
投稿: ハマ線沿線の民 | 2015年6月11日 (木) 13時17分
レポお疲れ様です。
先日、Nanbo線に乗車した時に貨物列車が運転されていたのでダイヤ乱れか臨貨なのかと思いましたが
増発されたのですね。
当日見た時は30両編成でしたが短い編成なら私も撮れると思いますので次回チャレンジしたいと思います。
投稿: 茶 | 2015年6月11日 (木) 18時17分
スペル間違いました(汗)
Nambo線ですね…
失礼致しました。
投稿: 茶 | 2015年6月11日 (木) 18時23分
<ハマ線沿線の民様
1200番台は前面窓が大きすぎて網がかけられません。もしものときの強度の問題もあるでしょうし、ちょっとインドネシア向きではありませんね。国内で使い道がないなら廃車が妥当でしょう。
投稿: パクアン急行 | 2015年6月12日 (金) 00時38分
<茶様
日程的にもSukabumi行きは設定前ですし、30両ということは単純に遅れなのかもしれませんね。あるいは増発されたのか。貨物の時刻は全く読めません・・・。ただ、Sukabumi行きは、ほぼ定刻で走っているようですね。
投稿: パクアン急行 | 2015年6月12日 (金) 00時41分