週刊マンガライレポートVol.140
先週末のゲート前
特に動きなし。ナハ4,35もManggariに疎開されて早くも3週間目になりました。入場中なのはやはりハエ20のようで、じっくり見ると、既に分解検査が始まっているのが見えます。初の205系の検査なだけにまだまだ時間がかかりそうですね。ハエ20といえばスカート損傷編成でもあり、どのような姿で出場するのかも楽しみなところです。Depokにはまもなく05-110Fが入場予定ですが、先週末の時点ではまだ運用中の模様でした。このようにゲート前にはほぼ動きはありませんでしたが、先週初頭から05-109Fがようやく運用復帰しており、さらにその後入場していた6126Fは順調に出場し、こちらも週中ごろから運用入りしており、忙しい週末となりました。では早速、8/18~8/24の動きを。
・05-109F運用復帰
予告通り、広告ラッピングも全解除!
どうも、ここ数か月、出場までにかなりの時間を要すのが常になっていましたが、約2か月ぶりに05-109Fが運用復帰しました。 KCJは久々に台車購入の重い腰を上げました
このところ、メトロ車であっても出場時は鋳鉄を履き、その後の何らかの不具合からレジンに戻るというのがセオリーでしたが、今回は出場時より、しっかりレジンを履いており、一安心です。さらに一部号車の台車が、車輪径を割ったため、新品に交換されています。流石に安全の根幹である車輪を、訳の分からぬ現地製等に切り替えるわけにはゆかず、某社製のものを購入しています。ただしオリジナル品と形状が異なりますので、すぐに判別がつきます。 車内
今回の入場で、座席モケットが更新されておりますが、ビニールカバーはすでに外されていました(痕跡はのこっていました)。しかし、今回ビニールカバーが明らかに故意に外されており、あのカバーは、下請けの座席モケット張替え業者が、納入時に養生シートとしてカバーしたものではないのではと思うに至りました。ですから、モケットを張り替えていない、従来の現地製青モケットのときにはカバーは出現しないのです。この前の5000系のときのように。まあ、あくまでも憶測の域を出ないわけではありますが。 後追い
その他、外観上の変更点としては、今回BalaiyasaManggaraiで検査を受けたことから、アンチクライマー部の白塗装は省略。かつてのイケメンぶりは失われてしまいました。さらに、行先・運番部分にスモークがかけられ、車番部のみ透明とし、その視認性のみが確保されています。現地幕が残存していただけに、残念です。KCJは既に6000,7000,05系の前面窓の発注も行っており、一部の6000,7000系はメトロ車特有の大型フロントガラスをセパレートし、行先部のかかる上半分をアクリル化し、経費を抑えているようですが、もしかすると今回05系にも初めて採用されたのかもしれません。ただし、見た目はガラスのようにも見え、単純に方向幕部に目張りをしただけかもしれません。
・6126F運用復帰
さらに今週はもう1本の運用復帰が♪ 6126F、いや6111Fが先に来た・・・
というわけで、仕切り直し。しかし出場明けホヤホヤ&広告ナシが二連発とはついてますな。 こちらも広告解除、6126F
Depok出場の6126Fは逆に、以前のManggarai使用の野暮ったい印象から見事イメージチェンジ!立て続けに出場している6133F,6111Fと同様のデザインです。いつかこれらの3並びを撮りたいですね。しかし、同じアングルからの画像を並べてみますと、同一デザインの面とは裏腹に、製造時期に因む側面形状の違いが際立ちますね。二段窓改造の狭窓もいいですが、小窓爆弾と大きい一段降下窓のアンバランス具合も捨てがたいですな。 PondokJatiに先回りしてもう一発!
小窓爆弾車は当地に6123F,6125F,6127Fとこの6126Fが渡っていますが、初の白抜き車番の凛々しさにやられてしまい、先ほどのがJatinegara行きでしたので、Manggaraiから先回りして、返しをもう一発頂きました;;そのため、まだ見乗車で、車内の様子はまだ確認しておりません。
大きな動きとしては、この2点でしたが、この他にも細かな変化がありましたので、お知らせします。
・破損スカートがの修復が進んでいます ケツキ切れの画像で恐縮ですが・・・(降りたら即刻来たもので)
相次いで、破損したスカートの復旧が確認されてますが、今度はクハ204-66がオリジナル品を用いて復活しています。やはりパテ盛りと板金でなんとか直しているのでしょうね。これで、残るスカート無し編成は把握しているところでは、クハ205-81,クハ204-54くらいになるのでしょうか。それにしても、他編成がしっかりとオリジナル品で修復されているなか、この前のハエ23の処置は酷いよな・・・。 そんなクハ204-142、さっそく破損しています;;そりゃそうだ。
素直に鉄板にしてしまえばいいのではないですかね。この編成もじきに入場なんだろうし、それまでの応急的なものなのかもしれません。そういえば、壊れていた205-142側のLEDも直っていました。
・お馴染み広告車の話題 純粋な状態を保ってきたハエ25にもついに広告が
広告主は運輸省ですね。何と書いてあるのでしょう。
当該はモハ205-390。アルミ車からの広告剥離が始まれば、当然205系の広告が増えるわけですが、必ずしも同じ広告が引き継がれていないというのが面白いところですね。 H1にはインドネシア政府観光局の第二弾が
当該はモハ205-182
このシリーズ、あとH14だかにコモドドラゴン柄のがお目見えしているのですが、時間切れで捕獲ならずでした。次回の宿題です。ちなみに、このシリーズ、海側と山側でもデザインが違うのですね;; 裏側はオランウータンでしたね。Tama Zoo Trainではありません。
また17日の独立記念日に合わせ、H27のサハ205-59の車内に記念装飾が実施されています。今回の装飾はKCJの下請け広告代理店を介さずにKCJの広告部門、C-Adによる単独企画でした。 外観はそのままのH27
全部真っ赤にするくらいしてくれたら、それはそれでいいと思うのですが。 Merah Putiに装飾された車内。サハ205-59。
といっても、ドア部に独立時に活躍した4人の英雄がデザインされている他は、戸袋部は通常広告で、先日のジャカルタ市制の記念装飾に比べると、拍子抜けでした。 つり革部分にガルーダのオーナメントが吊るされていました
また205系車内のLCD表示器は、レバランバージョンから、独立記念デザインに変更されていました。 故障中でなければこれが出ていました
ここにもHMと同様の文面が
増えるラッピングあらば、減るラッピングあり。アルミ車両からのラッピング解除が猛スピードで進んでいます。そんな中、慌てて剥がすものですから、珍現象が発生しています。 05-105F
05-805
こりゃ酷い。まあこうなってしまからこそ、アルミ車へのラッピング禁止令が出されたのでしょう。毎度毎度、気づくのが遅いんだよ・・・。特に、、このようなデビュー当時のステッカー帯の上にラッピングすると、なおさらマズイんですよ。
極め付けがこちら。すでに地元鉄が感づき、ネット上では祭り状態になっていましたが、なんと、千代田線の緑帯がそっくりそのまま出現してしまいましたよ。 当該は6615
隣の車両も、テレビ局のオバちゃんラッピングになっていたはずですが、なぜこの車両だけ、ステッカー帯が剥がれたのでしょう。入場時までこの姿で走り通してくれるのでしょうか。どうせなら、上の赤帯も剥げたらなぁ・・・。 車内からですが・・・6115F
次、チャンスがあればどこかで側面が写るようにリベンジです!
おまけ 103系は引き続き、Feeder運用をこなしています
変わり映えしない画像ばかり上げてもあれなので、こんな画像を。 お気づきですか?
103系に限らず、全形式で、パンタグラフのシュー先端部分の赤塗装が進められています。国内でも一部の事業者で見られる、この色差しですが、一体誰の入れ知恵なのでしょうか??
以上
※次回マンガライレポート更新は9月8日頃を予定しています。
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コメント
広告ラッピングはどのような仕組みなのでしょうか?
投稿: 匿名希望 | 2015年8月30日 (日) 15時16分
<匿名希望様
詳細はKCJ公式サイトをご覧ください。ざっくりいうと、1年契約と半年契約があり、実際の施工は下請けの広告代理店が行います。KCJはあくまでも窓口という感じですね。
投稿: パクアン急行 | 2015年9月 2日 (水) 00時59分