(不定期更新)月刊デポック通信9月分
久しぶりに橋の下からお送りします
※橋の下からの画像は全て許可を得て撮影
先日、お客様のご案内がてら、橋の下から撮影するチャンスがあったのですが、その後すぐに南武編成が運用入りしてしまい、ちょうど整備中だったナハ7も、早々に10連復帰してしまったため、アップする機会を逸していました。しかしながら、23日のJuanda事故に絡み、その後の事後処理ネタを上げるには、Depok通信を上げておかないと、筋が通らなくなる箇所があったため、急遽更新します。事故関連のものもすぐに上げたいのですが、もう少々お待ちください。
まずは、もはや新鮮味も何もなくなってしまいましたが、南武編成から。というか、今回の入場の大義名分は南武編成の撮影にあり、余計なもの(ガラクタとかピットの方ね)は撮らないで下さいとのことでしたので、そちらは後日撮影。
ちょうど、このときはナハ2,4,35,44がBalaiyasaManggaraiに疎開されていましたので、残りの5本がDepok電車区に留置され、ナハ7,8・ナハ40,41が12連,ナハ11が単独4連の状態で、運用開始まで秒読みと言ったところでした。ナハ11が先行して単独で運用入りしたのも既報のとおりです。
逆光ですが、南武3本並び。手前からナハ8,40,11、そしてハエ7。
そして残念ながら3本並びにはなりませんが、順光側に回ったのが冒頭の画像。すると、ちょうどタイミングを計ったかのように、ナハ40,41が整備のため、ピット側に移動。ナハ7,8の12連が編成で写せました。 それにしても12連は長い・・・
さらに隣にいたハエ7も構内走行試験が始まり、ナハ11も側面から撮れる状態に。なかなか良いタイミングでした。 運用開始後も、KKWステッカーなしのこのままの状態のナハ11
まるで南武線の車庫ですね・・・
その後、ナハ7,8もピットの方面へ。(洗い場かな?)
そんなわけで、ヤードに残るのはナハ11だけになってしまいましたが、ナハ40,41と入れ替わる形で、ピットから6168Fがやってきました。 整備を終え、ヤードに出てきた最後の都営車、6168F
そのまま本線に出てしまうのかと思いきや、ナハ11と並びに。新旧がバトンタッチするかの如くです。 南武編成をもって都営が全て置き換えるられるのはほぼ確実でしょう
さて、そんな感傷に浸る暇もなく、脇にいた埼京編成をチェック。
すでにManggaraiレポートでお伝えしている通り、ハエ7が約1年ぶりに10連に復帰していますが、ちょうどこのとき、休日返上で;;サハ204の組み込み作業が行われていました。てっきり、ようやくスペアパーツが届いたのかと思いきや、そういうわけではなかったようです。じゃあどうやって修復したのよ?? まあ、ハエ31の6扉からは部品は撮り放題なわけで、いつでもやる気になれば修復できたのかもしれません。いずれにせよ新区長の鶴の一声で事が動いたのには間違いないでしょう。 半月前には荒廃していたサハ204、いつのまに修繕したのか
祝!!10連復帰を果たしたハエ7
そして、ヤードにはもう1本埼京の205が。しかもこんな状態。この編成こそが、次の記事に関わってくるわけで・・・ え? 3両だけ?? ハエ26の8~10号車・・・・
残りの7両はというとピットの方にいるそうで、車輪交換とのこと。てっきり予備部品がすでに調達されているものだと信じ込んでいましたので、ピットに8連しか入らないので、整備のときはこうやるのか・・・ふ~んと思う程度だったのですが、実はまだ調達されておらず、この後ハエ26は長期離脱することに。 3両だけで動いてる;;
とまあ、ヤードで撮影出来たのはこの程度でしたので、後日、橋の上から撮った分を追加。
まずは第一の橋から。やや見にくいのですが、ハエ31の先頭、クハ204‐17が編成から外され、廃棄物を積載した貨車に連結され、今にも廃車回送に出されそうな予感。 なんだありゃ??
Balaiyasaでの部品取りのため、サハ204-22,23が編成を解かれたときに外され、そのまま編成に戻ることはなかったのでしょうね。で、実際このときは、近日中にCikaum配給が再設定されるとの話だったのですが、Junanda事故でお流れになりました。というのも、約半年前だかにKCJが入札を募った、Depok電車区での60両の解体案件ですが、結局入札業者が現れず、これもリテンダーとなっています。本来なら、既に解体作業が始まっているはずであり、南武編成の到着に合わせ、廃車置場が整理されるはずでした。しかし、それが進まなかったことにより、すでに電車区は満杯。南武第三陣の到着までに、とにかく電車区に空きを作りたいというのが本音だったようです。しかし、あの事故により、電車区に空きを作るどころか、余計ガラクタを増やす結果になりましたが・・・。一体どうするつもりなのか。またCikaum配給に関して、Fadilla社長はKFWを廃車処分(INKAにすら返却させない)するとの強気発言もしております。これはナハ11が登板するきっかけとなった同日のKFWの発煙事故に起因するもののようです。
なお、INKAはINKAで、ちょうどこのときジャカルタ市内で運輸技術開発展に出展しており、これにINKA社長が猛反発。世界に中古車を買っている国はインドネシアしかない。INKAは既に海外から(バングラデシュ)も受注する技術を持っている。それなのになぜKCJは自国製製品を買わないのか!という痛い発言を;;(バングラディッシュがINKAにこだわるのは、意地でもインドから買いたくない、どうせならイスラム圏から調達したい、それだけの理由だろうが)なお、ボンバルディアから見切りをつけられたのか、今後は中国から技術移転を行うとのコメントもありました。運輸相ジョーナンからも、貨車を作るのが関の山、人間の乗る乗り物ではないと烙印を押されたINKAが中国とつるんでどこまでやるか、ですな。
話題が逸れました。本題に戻しましょう。橋の反対側。 ぎっしり詰まっています。特に変化なし。
別のアングルから。 賑やかですね
南武編成はナハ11以外集結しており、手前がナハ40,41・奥左がナハ2,4・右がナハ7,8で、残るナハ35,44は洗い場に留置してありました。奥の日中予備車は左から6111F,8007F,05-112F,1090F,7117Fでした。なお、1090Fと7117Fの間に上のハエ26の3両が鎮座していました。
続いて、第二の橋。 いつも通りの休車ゾーンですね。
とにかく7117Fと1090Fの間のがハエ26です。となると、ハエ26の残りの7両の行方が気になって仕方がないですが、改造線にそれらしきものが入っていました。 改造線方向を望む
ハエ18が車輪削正中。そして相変わらず動きのない8039F・・・。いったいどうするのか。そしてRakitanに繋がれているのがおそらく、ハエ26の残りでしょう。なお、全検棟には05-110Fが入場しているはずですが、何も見えなかったので割愛。
一応、確認のため・・・(低画質なケイタイ画像でスミマセン) ハエ26で正解でしたね
しかし、スカートが外され(おそらく他の編成に振り分けたのでしょう)ていて、当分使う気はないのだろうなぁというのが感じ取れました。
おまけ 8039F、特に作業している形跡はないですね
以上
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