ハエ15,ハエ32復旧試験(10月12日)
追突事故当該、ハエ15+ハエ32、久々の本線走行
最新ニュース欄でお知らせしている通り、ハエ32の方転後、BalaiyasaManggaraiからDepok電車区に配給されていた、Juanda駅構内衝突事故当該車のうち、ほぼ無傷であったハエ15+ハエ32、8連(Bogor側より:クハ205-123,モハ205-335,モハ204-335,モハ205-336,モハ204-336,モハ205-162,モハ204-162,クハ204-54)の整備が終了し、Depok~Manggarai~Depok間で試運転を実施しました。試運転スジが事故後、変更になっており、撮影はいつもお世話になっております、Faris様にお願いいたしました。いつもありがとうございます。
ハエ32の生き残り3両を先頭に入線
方転をした時点で、その後の復帰を暗に語っていましたが、再組成後、大きな問題はなかったのか、ついに本線試験の運びとなりました。未だにKCJは事故原因を明言していません(KAI,運輸省はヒューマンエラーと断定)が、結果的には被追突側より、追突側に方から多くの損傷車を出した今回の事故。幸いにも、編成の向きが揃っていた、さらにはMM’ユニット内での損傷が出なかったことから、まずは8連としてですが、想像以上に早い復帰となりました。 広告が撤去されているモハ204-336
事故直前、ティッシュペーパーの広告ラッピングとなっていたハエ15の6号車、モハ204-336は広告が撤去されていますが、調べてみると事故当日にはすでに契約切れで撤去されていたようで、特に大きな意味合いはありません。事故当時、広告車になっていたのはハエ15の5号車、モハ205-337の白KOMPASのみになります(先々週末までマンガライゲート前にあった車両)。 台車は何故か再塗装されています
編成を組み替えただけで、特に何もいじっていないのかと思えば、台車だけは綺麗に塗装されています。 ハエ32、モハ205-162とハエ15、モハ204-336の連結面
一番損傷の大きくなりそうな、ハエ32とハエ15の繋ぎ目部分ですが、パッと見、損傷はないように見えます。おそらく、この試験で問題がなければ、運用に復帰するものかと。
しかし、ハエ15側の損傷が少ないのは、2両の6扉車が衝撃を吸収したからということなんでしょうかね?? ハエ32にしてもサハを中心に損傷が出ているようですし。
前のマンガライレポート内のデポック通信で、すっかり忘れていましたが、以前動きのあったハエ31(元ハエ30)の2,3号車も定位置に戻ってしまいましたので、部品取りか何かだけして、復帰への動きはないようですので、当面の間は、ハエ15+ハエ32は8連で運用されることになるでしょう。それでも、一部車両の復旧計画も、あるにはあるようで、目標としては10連での復帰を目指しているのかもしれません。確かにゲート前にあったモハ205-337も姿を消し、Balaiyasa内に取り込まれていますし。一番ラクなのはハエ31の6扉車を復活させ、ぶち込むのが手っ取り早いと思うのですが、どうなのでしょう。
まあ、何はともあれ、まずは全車廃車にならなかったことを喜ぶべきでしょうか。
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