週刊マンガライレポートVol.146
先週末のゲート前
9月末の忙しさはどこへやら・・・。マンガライレポートのみの更新になってしまいました。南武第三陣4本の試運転に身構えていましたが、先週も施行されず・・・。どうもJunanda事故の尾を未だ引きずっているようで、不要不急の臨時スジの設定が出来なくなっている模様(単純に、電車区がハエ15,32の復旧に人員を割かれているのだと思いますが・・・)。また、事故絡みで、運輸省の追及を受けたのか、12連運転も、ホーム延長工事が完了するまで、禁止令が出ているとのこと。これ以上、恥ずかしい事故を増やさないでくれというジョーナンの意向(ジョーナンはメディアの取材に対して、Juanda事故をそう表現している)かもしれません。
さて、先週末のゲート前。ハエ22が出場し、ハエ23が入場しました。さらに向かって右側にはH7編成の姿が。車両故障の話は聞いておらず、何かと思えば、車輪削正の模様。これまで車輪削正はDepok電車区でしか行えないものだと思っていましたが、Balaiyasaでも可能になったのでしょうか?Depok電車区には現在ハエ22が車輪削正に入っており、すぐにH7を出したいためにBalaiyasaで施行とのことですが、客車用ので代用でもする気なのでしょうか?
前述の通り、電車区では事故車の復旧に全力が注がれているのか、ハエ22, 05-110Fは全検は終了しているものの、運用入りはなりませんでした。しかしながら、南武編成の12連運転が当分の間の中止が確定したことから、6+6で残存していたナハ40,41も10連化され、しばらく運用から離れていたナハ7,8も先週中ごろから投入され、週末も南武全編成が運用にはいりました。
・第二陣までの南武編成全編成運用入り!!
というわけで、先週末は、今後貴重になろう貫通10連の編成美(KKWラッピングも片側のみ!!)を誇る南武編成の撮影に全力を注ぎました。といっても、朝に連続して上っていき、返しを無難に撮影できたため、早々にネタの収穫は完了してしまったわけですが;; まずはナハ40+41(ナハ41のクハ欠車)
最後まで営業に入っていなかったナハ40+41が10月7日より運用入り。これにて、既に運用許可の下りている全9本が晴れてデビューとなりました。組成変更後の編成は以下の通り。
新ナハ40:クハ205‐24,モハ205-70,モハ204-70,モハ205-72,モハ204-72,モハ205‐73,モハ204‐73,モハ205-75,モハ204-75, クハ204-24 不調も噂されていたナハ7,8も連日運用入り
9月25日に事故車補填で投入されたナハ7,8(ナハ8のクハ欠車)ですが、その後しばらく運用実績がないまま、数週間が経ちましたが、いよいよ本格営業を開始しました。当方も初撮影です。 既出ですが、ナハ2+ナハ4(ナハ4のクハ欠車)
こちらも既出、ナハ35+ナハ44
そして現状、唯一の6連となってしまったナハ11
中央線メインで撮影したため、ナハ11はケツ切れですが、ご了承を。
ハマ線民だった当方、国内では南武編成をロクに撮影しておらず(6連なのが、なんとも・・・)、今更ながら、もう少し記録しておくべきだったと、ちょっぴり後悔。しかし、10連貫通はカッコよすぎます!!そして、オリジナルよりも若干濃くなった??前面帯(現地化改造時に前面のみは張り替えている模様)が映えます。ま、いずれ汚れてしまうのでしょうから、撮り溜めるなら今ですよ!! 103系もFeeder続投
なお、ナハ11の相方となるもう1運用のMRI~DUフィダーは引き続き、103系でした。
・H27スカート復旧 バンパー部がDepok電車区謹製のものに交換
前回お知らせした、完全にスカートを撤去したH27ですが、あっけなくオリジナルもどきのスカートで復旧されています。支柱部のみオリジナル、中央のバンパー部のみ新調というこれまで通りのやり方ですが、パッと見材質が異なるような気もします。機会があれば、後日要確認です。
上記画像は、被り直前だったため、引きで撮れず、スミマセン。 同様に撤去されていたクハ204側も
銀の留め具が気になります。一見、バンパーはオリジナル品にも見えますが、果たして??
なお、もう1本の小窓H編成、H28には嬉しい変化がありました。 画像ではわかりませんが;;
詳細は実物を見てご確認ください・・・。
・ハエ18スカート損傷 クハ205-126がスカート損傷
H27のスカートが復旧したと思えば、今度はハエ18のスカートが・・・。早く鋳鉄シューを使い切って欲しいところ・・・。
・鋳鉄といえば、203系 最近、順調なマト52
マト51も中間モハユニットの電装解除後、安定期
先月あたりから、一部台車の踏面シューを鋳鉄に交換していた203系ですが、再び中国製を含めたレジンに戻っており、この辺を考えると、鋳鉄もそろそろ在庫切れになるのえではないかという淡い期待も抱きます。
・小ネタですが、8008Fに小変化 8000/8500系列の中では運用頻度が低いように見える8007F
8008の貫通扉窓の防護網が黒色化
おそらく、長期離脱中の8039F(やはり原因はSIV不調の模様)から、移植したものと思われますが、従来の網が破損したわけではないですので、ご安心ください。
・Argo Jati、K9による代走終了 ArgoJati客車、全検出場、オール新塗装に
2010年の新造後、初の全検を受けたArgoJati専用客車ですが、あっさりと新塗装化されてしまい運用に復帰しています。なお、車内には大きなリニューアルは加えられておらず、14年製、15年製の改造小窓K1に見られる、簡易座席化(フットレスト省略、格落ちクッション化)は実施されておらず、デビュー当時のArgo仕様の座席を引き継いでいるようです。今度のCirebon出張はArgoJatiにしようか。 とりあえず、客車拡大
特に専用ロゴも入らなくなり、他の列車と共通運用になってしまうかもしれません。しかし新造客車は5年間全検の必要なしというのは本当だった(2010年以降の新造車がどうなっているかは不明。新製冷房K3で調査の必要あり)のですね。なお、初回全検後は、通常通り2年毎となるようです。
・おまけ 車内に温度計を順次設置してゆく模様
一部編成の妻面にこのような温度計が出現しています。今後、冷房管理の厳格化が進むことになるのでしょうか。しかし、見た感じ、この温度計自体が壊れているような気がするのは気のせい??
・最後にちょっぴりDepok通信(10月分??)
ネタは早々に回収できたので、日中はどこも撮影向きでないので、そろそろ事故車の動向も気になるDepokの橋の上に。若干動きがありましたので軽めに更新。
まずはガラクタ置場を。 8039Fが結局こちらに戻ってきてしまいました
その他、ハエ30が二分割され、さらにメトロ中間予備車(というか05-107Fの生き残り)も、この位置まで引き出されてきました。ハエ30と共に、いよいよ第二次Cikaum配給も現実味を帯びてきた気がします。 メトロ中間予備の先には一時編成から外れているナハ40の両端クハの姿も
逆サイドを
第四陣到着のナハ42は既に現地化改造が終了しています。後部には同じく改造を終了したナハ10が連結されており、12連を組成しています。その隣からは、本日の予備車と思われるハエ30,05-110(通電していましたが、夕方出庫はありませんでした)、そして2線空けて、ハエ25,ハエ13、そして明らかに2両短いあの205系はもしや? この独特のスカート形状からして、ハエ32と確定
というわけで、ハエ32,ハエ15の暫定8連は既に再通電試験等を終えている模様。復帰も近いか?
念のため、第二の橋へ。 大きな動きはありませんが
余剰南武クハのコーナー
編成を外れた南武のアタマにナハ44が仲間入りです。
最後に逆サイドを。 全検入場は計画通り6115F
ハエ22は話の通り、まだ車輪削正に入ったままでした。来週末には運用復帰するでしょうか。 改造線にはナハ37。既に改造は終了していそうです。
第四陣のあと1本、ナハ13は洗浄線に入っていました。
こんな感じで今週のレポートは以上。
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コメント
こんにちは。画像をみていて思ったのですが、元H27編成のスカートが復活したのはよかったのですが、クハ204の連結器が、クハ205の連結器とは、違っている気がします。またH28の変化とは、なんなんでしょうか。実際には、見に行けないので簡単にでいいので、教えていただけませんか?お願いします。
投稿: 保留車 | 2015年10月13日 (火) 17時41分
こんにちは
H28編成の変化に関しては、私も現地に行くことが出来ませんので、教えていただければ幸いです
だいぶ質の悪いブレーキパッドを使っているようで、205系でかなりの数の編成でスカートを破損していますね
いっそのこと、現地特製のスカートに交換しないんでしょうか?
そしてハエ15とハエ32の8両に関しては復活させるようですが、ハエ31は復活させないようで…
出来るなら6ドア無しの8両でもいいから復活させてほしいものです
投稿: ニューパルサーSP | 2015年10月13日 (火) 18時14分
こんばんは。
南武線編成も譲渡予定数の半分が到着し、いよいよ今年度の譲渡も終盤となりましたが、その一方でDepok検車区内はいつの間に満車状態になってしまいましたね…。残りの南武線編成達のスペース確保を行うためにも、たまりに溜まったガラクタ置き場の廃車車両達を廃棄処分しなければならない訳ですが、昨年廃車車両が大量に送られたチカウムには場所は果たしてまだあるのでしょうか。もしないのであれば新たな最終処分場を作らなければなりませんが、あの時デポックで廃車車両60両の処分が無事に行われていれば良かったと思ってやみません。解体作業を行なう入札者が現れていればと。
投稿: ハマ線沿線の民 | 2015年10月13日 (火) 19時40分
<保留車様
H27の前後でカプラーが違うのは、救援時のために、片側は自連アダプターをかましてあるからです。H28は大概に影響はありませんから、ここでは差し控えさせていただきます。いずれわかることでしょう。
<ニューパルサーSP様
オリジナルのスタイルに極力合わせようという、しょうもない見栄ではないでしょうか。いつものパターンです。H28については、同上です。
<ハマ線沿線の民様
CikaumはPurwakarta式に、2段、3段と積んでいけば、まだまだ行けるんじゃないですか。60両の廃車解体案件は再入札かかってますね。解体用の重機がないのならば、応札者も出ないのでは、と思います。
投稿: パクアン急行 | 2015年10月14日 (水) 22時28分