週刊マンガライレポートVol.151
先週末のゲート前
平和な1週間でした。何もないことにこしたことはない(全国レベルで見てみると、ArgoBromoが踏切事故に当該したり、していましたが)のですが。
ハエ23がManggarai出場し、Depokで最終整備を受けているため、ゲート前はもぬけの殻。2015年分最後の全検になるであろうハエ7はまだ入場していませんでした。Depokからも6115Fはまだ出場していません。両編成とも、今週には試運転に出されるのでは、と思います。ですので、特に飛び込みネタもなく、このままではネタ切れの危機でしたが、先々週からの流れで、予想通り南武の6M4T化が完了し、さらにナハ11が6M2T化されており、今週末もひたすら南武の追っかけで終わってしまいました。
しかし、ひたすら南武を上げるだけなのも難ですから、ゲート前が空っぽだった代わりに、Depokの様子でも(この前Depok通信の11月分は上げてしまいましたから、特にタイトルなし、画像だけ貼って、軽めに更新)。
完成形のハエ23、反対側のKCJロゴも新調されたのかね?
ハエ23が絶妙な位置に止まっており、Depokからも更新したくなっちゃったということです;;しかし、これ、よく見てみると10連ではなく、半分の5両だけ。途中から、南武の中間車になっています。さらにその奥はメトロの中間車。 全景
ハエ23残りの5両はというと、数本隔てたところに留置されていました。もしかして、Manggarai出場したものの、これからがまた長いのか・・・。なお、南武第3陣のナハ37,42は6連のままの状態でした。ナハ11のように、余った中間車を入れて8連化かなと思ったりしましたが、現状編成数にはやや余裕があり、わざわざ組み替えて使うほどのことでもないのかもしれません。あとは12連運転がどの時点で再開されるか、ですね。 Depokでは6105Fがついに入場
6115Fはピット内(一番左)で、何やら作業中
改造線には1060Fと05-102F
検査切れを放置され続けた1060Fは果たしてどうなるのでしょうか。そして、05-102Fですが、火災当該の05-202が抜かれて、7両で留置されており、全検の傍らで、復旧工事も進められているのかもしれません。前回、入れ替えが行われていた8611Fは結局、定位置に戻ってしまい、8039Fと共に、進展はありませんでした。 先頭に代わり、今度は中間車がごろごろと。
一応、第一の橋の下、通称ガラクタ置き場も、大きな動きはありませんでした。南武の余剰車が編成変更のあおりで、様変わりしただけです。この前まで、あれほどゴロゴロしていたアタマに中間モハユニットに取って代わっています。
そんなわけで、本題に入りましょう。引き続き南武編成がアツイ!!なお、この日曜は朝ににManggarai~Sudirman間で事業用車の車両故障(WijayaKusuma動いたのかよ!!)、また昼過ぎにはJatinegara構内でPurwakarta行きEkonomiLocalの牽引機故障で、Bogor線,Bekasi線のダイヤが乱れに乱れ、特に朝上って行った電車が全然下って来ず、大変でした。
・ナハ13,10、6M4T化 ナハ13,10も非貫通に
11月4日8M2T組成でデビューしたナハ13,10ですが、その姿で運用されたのはわずか数日で、11月9日から抜き取られたナハ10のクハを再度組み込み、6M4Tとして、運用に復帰しています。この状況を見ると、やはり、一連のこの動きは、突然の計画変更なのは確実です。内部で一体何が起きたのでしょうか。火災事故との絡みももしかしたら、あるのかもしれません。このまま12連運転なんて諦めましょうよ。
新組成は以下の通り
・ナハ13+10:205-134,205-363,204-363,205-364,204-364,204-134+205-131,205-358,204-358,204-131 ナハ10側より
スカートは破損状態のまま
なお、スカートを損傷したナハ7のクハ205にバンパー部分を供出していたクハ205-131ですが、そのままの状態で編成に組み込まれています。まあ、必要ないですから、今後もこのような形になる編成が増えそうですね。 遅れが酷く、Manggaraiで運転打ち切り、折り返し。Manggaraiで逆転発車。
・ナハ35,44、6M4T化 最後まで8M2Tで残っていたナハ35,44
9月17日に12連でデビューを果たしたナハ35,44ですが、Juanda事故後10連に減車され、ナハ44のクハがしばらく運用から離れていましたが、10日から再び編成に組み込まれています。これにて205系の8M2T編成は消滅しました。
新組成は以下の通り
・ナハ44+35:205-28,205-82,204-82,205-84,204-84,204-28+205-19,205-57,204-57,204-19 光線が微妙ですが、UIのカーブにて(あと少し早く戻ってくれば・・・)
ナハ35側の画像もとりあえず・・・
・ナハ11、8連化 長らくの定位置だったフィーダーからついに外れたナハ11
多数の編成が2本併結10連で運用に就く中、唯一6連単独という異彩を放っていたナハ11ですが、11日より、余剰車になっていたナハ10のMM’ユニットを組み込み、8連化され運用に就いています。
新編成は以下の通り
・ナハ11:205-132,205-359,204-359,205-357,204-357,205-360,204-360,205-132 反対側もナハ11(当然;;)
そんなわけで、南武色のJatinegara入線を拝みたいものでしたが、この日曜は残念ながらDuriまでの運用。これじゃ今までと変わらないじゃん;;それでもシングルアームでは初の6M2Tというわけで、撮り甲斐がありました。南武編成の6M2T化といえば、ナハ5,6,9を組み替えてM51,M52が武蔵野線に登場しており、まるでその弟分のような格好です。日本語字幕プリーズ!!(もちろん府中本町行きで;;)
今のところ、6連のままDepok留置が続いているナハ37,42が今後どのように組成されるのか、注目です。
南武線関連の動きとしてはこんな感じでしたが、いずれ消えるであろう10連ですので、他編成の画像もついでにアップしておきます。
・南武編成もろもろ ナハ8+7
ナハ40+41。しっかし、被るよねー・・・・。
ナハ4+2。陰った・・・。
やっぱり被るナハ40+ナハ41・・・。ナハ44+35と並び
またまたナハ8+7
なんだかタイミング良く当たる編成とそうでない編成がありますね・・・。まだまだ撮りだめないと!!
・ハエ14、スカート損傷 クハ204-122、スカート損傷・・・
先日、先頭ラッピングの更新が為されたばかりのハエ14ですが、スカートを損傷してしまいました。鋳鉄の運転法に慣れたのか、一時よりも損傷の頻度は下がっているような気もしますが、相変わらずですね・・・。
ハエ車関連でおまけ ハエ22、撮り直し
ハエ22が終日運用に入っているのに初めて当たりました。代わりにハエ20は日中入庫・・・・。
・6106F運用復帰 今回、唯一の私鉄ネタ・・・6106F
先日の脱線事故の影響で、、しばらく運用を外れていた6106Fですが、大きな損傷はなく、無事運用に復帰しています。ちなみに、この日は珍しくNambo運用でした。
・節電広告が続々と・・・ マト52の中間全車がラッピングに
前回、H4編成に節電を呼びかける政府系広告が掲出さたのをお知らせしましたが、案の定、破竹の勢いで数が増えています。特に、一旦ラッピングが解除になったかとも思えたアルミ車、203系への掲出も確認されています。 こんな画像ですみませんが、マト51にも確認
とりあえず、203系ではマト52のモハ203-6,サハ203-3,モハ203-4に、マト51のモハ203-1,モハ203-3に掲出されています。 モハ203-6
モハ203-4
さらに205系でも増殖が確認されました。 今週もまたH4ですが、節電広告が増えています
こちらは2両連続になりました
当該は前回のサハ205-124に加え、モハ205-188で、同じラッピングが施されました。 さらにH19にも
前回、インテルの先頭ラッピングが加わったばかりでしたが、さらに今回、この節電広告が追加されました。 当該はサハ205-139
205系の広告がカオスになりつつあります・・・・。こうなってくると、ますます南武の美しさが際立ちますね。そして今週もほとんど205系ネタで終わってしましました・・・。
以上
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コメント
こんばんは。
南武線では遂に新製投入の大窓車が離脱し日中は運用されない事も増えてきた205系ですが、とうとう海外譲渡を周知するヘッドマークが取り付けられて引退へのカウントダウンが始まってしまいました。
これらの編成の譲渡が完了すれば、日本からの車両譲渡はしばらく無くなる事と思いますが、今後は不足する車両面の遣り繰りをどうするのか非常に気になるところです。
今までの現地の動きを見れば、近い内に中国製の安い新車を大量投入・・・といった悲観的な想像も浮かびますが、J-TREC辺りで現地の基準に適合する新車を製造〜導入などといった流れにならなかった辺りが何とも言えない歯痒さを感じてしまいますね。
投稿: 野津田車庫 | 2015年11月17日 (火) 21時08分
ハエ14のスカートが酷い事に…ブログ拝見していて思いますが、スカートの破損が度々起こるのは何故なんでしょうか、軌道上に少しの障害物なら排障器で飛ばせるとは思いますが… 大きな物が軌道上に落ちてるとは考えられないですので、不思議だなと思う次第です
投稿: shrozou | 2015年11月18日 (水) 12時57分
<野津田車庫様
来年度も、何らかの車両調達は実現するのでしょうが、この3年間のように100両超での譲渡は物理的に不可能であり、2019年までの目標を達成するのは不可能でしょう。達成できなかった場合、輸入禁止期限が伸びるのか、それとも責任者が腹切って終わりなのか、はたまた中国製の新車を入れるのか、いずれかのうちの一つになりそうな気がしますが、はたしてどうなるやらですね。
<shrozou
スカート損傷の原因はほぼ踏切事故です。渡りきらなかったバイクと接触、がほとんどですね。しかも、鋳鉄シューで制動距離が伸びていますから、なおさらです。
投稿: パクアン急行 | 2015年11月19日 (木) 00時34分
パクアン急行様 踏切でのバイクとの接触なんですが? 日本でも無理やり踏切を横断しようとする車が遮断機のバーを破壊する例もあるのでインドネシアのマナー云々とは言えませんが. 日本製のシューでなく安い鉄のシューで制動距離が伸びてしまう事を考えると恐ろしい現実だと感じますね
少し話題が変わりますが、E235の試作編成半年のテスト期間が終了して今月の30日より営業運転に入ります… E235の量産化が進まないと武蔵野線の205系に動きは起きない感じですね
投稿: shrozou | 2015年11月19日 (木) 10時12分