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TanjungPriok線、電車入線試験(11月23日)

Kpb01               26年ぶりにTanjungPriokに向けて電車が走る
                       画像提供:Andi様

1989年に運行停止(注 以下新聞記事内の運輸省職員の話による)になったTanjungPriok線(JakartaKota~TanjungPriok間)、その後も、復活の話が出ては不要不急路線として、立ち消えになり、それを数年来繰り返してきました(KCJとしては2011年12月の運行経路変更に伴うダイヤ大改正と同時に復旧を公言していましたが、それからも丸4年が・・・)が、本日23日、突如としてTanjungPriok線の電車入線試験が実施されました。実は前日に、一部メディアからお漏らし情があり、鉄道ファンとしては半信半疑の思いを拭えなかったわけですが、本当に電車が走っちゃいました・・・。未だ、線路際には不法占拠住民がひしめき、線路内はもはや生活空間と化していたわけで、少し前に見た時も、KampungBandan~Ancol付近は雑草が生い茂り、そうでないところは、洗濯物が干してあったり、物置に化していたりと、列車が運行可能な状態には到底思えず、だいたい試験するならまずは、DjokoTingkirを用いるだろうと見ていたのですが、ぶつけ本番で電車試験ですか!!

なお、画像の大多数はいつもお世話になっております、現地鉄道ファン、Andi様,Adam様、Faris様からお借りいたしました。ありがとうございます。

詳しくはこちらもご参照ください
http://finance.detik.com/read/2015/11/23/184558/3078471/4/naik-krl-bogor-ancol-cuma-bayar-rp-7000

最近の動きでは、今年の4月1日改正時に、Nambo線と共に同時開業というのが公式的にも謳われており、それに向けて昨年末から着々と、営業再開に向けての工事が進められ(TanjungPriok駅付近に新しい簡易変電小屋も出来ていましたし)てきましたが、何故かAncol駅Kota側、数㎞を残して工事ストップ。運輸省からの大号令がかかれば、いつでも営業再開とのことでしたので、当該区間は線路上の障害物と雑草だけ取り除けば、いつでもOKということだった(傍からはそうは見えませんでしたが)のでしょう。

Dsc_6314jp 昨年の今時分、こんなにかわいらしいローリーを使用して復旧作業が行われていました

Dsc_6313jp      KampungBandang駅前後は、バラスト撒いて、道床の底上げをしています
                    以上2点、画像提供:Adam様

ぜひとも、このローリーの作業風景が見たかったのですが、いつの間にか工事が中断してしまい、結局この目で見ぬまま、消えてしまいました。残念。

しかしまた、この突然の復活劇は一体なんだったのでしょうね。毎度のことながら・・・。もし本気で営業開始したいなら、とうに営業開始は出来ている(少なくとも今年の4月には)はずで、何か見えざる力が働いたとしか見えません。言いだしっぺは誰なのか。
Dsc_0311               昨日、たまたまKotaで撮影していたマルタイ

それでも、さすがにぶつけ本番ではないようで、ここ数日、マティサ製マルタイを使用して、JakartaKota~TanjungPriok間の保線作業が実施されていたようです。どおりで、Kotaに止まっていたわけですね。ならば、線路上の障害物はある程度、撤去されていたのでしょう。ま、あとは20年以上放置された電化設備がいかにして使えたか、というのが疑問です。
Dsc_0279         Ancolドリームランドへのアクセスに使う人は、いませんよね;;

個人的な話、ちょうど日曜日はネタもなかったことから半日は非鉄し、家族サービスで柄もなく、Ancolドリームランド内の水族館に行ったりしていたのですが、そのとき、TanjungPriok線の線路を見るにつけ、一体いつになったら復活するんだよ・・・とボヤいたものですが、まさかこんなにもすぐに試運転が始まるとはそのときには思いもしませんでした(笑)いやぁ、貰い物画像ばかりでも、あれですので、たまにはこんなのも、いいでしょう;;
Dsc_1904              長らく電車入線のないJakartaKota8番線から発車
                         画像提供:Faris様

閑話休題。そんな状態ですので、試運転列車は10㎞/h~20km/h程度の最徐行運転だったそうで、撮影後、Angkotで追っかけが出来るほどだったとのこと;;是非とも参戦したかったものですな!!なお、本日充当されたのは、KFW Ts9の4連で、Depok~TanahAbang~KampungBandan~JakartaKota~TanjungPriok~JakartaKota~KampungBandan~TanahAbang~Depokの経路で、TanjungPriok線内も1往復のみの実施(上下線使用)でした。

Rajawali~Ancol連絡線経由(Kotaからの線路とはそもそも違う線路を使用)では貨物列車が定期設定されていますが、こちらも電化設備を残したまま電車運転(末期は土休日運転の直通WisataAncol号のみ)は2011年12月改正を前に運転を終了しています。ですから、TanjungPriokに電車が入線するのも定期列車では実に4年ぶり。その間、メトロ6000やら、KFWやらが長期間留置されていたりしましたけど;;
Kpb02              WTC ManggaDuaからTanjungPriok方面を望む
                       画像提供:Andi様
Dsc_1930                        Ancolに停車中
Dsc_1966                    TanjungPriokに到着したKFW
                    以上2点、画像提供:Faris様

気になるのは営業再開の時期ですが、本日の試験が良好に終わったとも思えず、まだまだ先の話になるのでしょうか。また、ほぼ失業状態のKFWを再投入し、活躍の場を与えようという運輸省の魂胆もあるのでしょうか。ジャカルタにはあと8連3本分のKFWが残存しており、2運用1予備で回せる、ピッタリの数ですので、それを見越して廃車回送をしたのでしょうか。個人的には、やはりこのヨーロッパスタイルの荘厳な風格のTanjungPriokに日本車が恒常的に出入りするのを夢見てしまうのですけどね。

それでも、前出のリンク記事内で語られている気になる内容・・・、TanjungPriok線はまずは港湾労働者の通勤輸送を主眼に置いている云々、そして輸送量が増えた暁には、Cikarang、そしてKarawangからの直通運転をすると・・・。やはり、Karawangまでの電化開業は諦めていないようで、Cikarang開業後、さらに電車区間は伸びるという可能性があるということですね。そして、Bekasi線複々線化後、本数増加分は、TanjungPriokに流すというプランもあるのでしょうな。まあ、果たしてそれだけの利用者が果たしているか、ですが。運輸省の算段通りに話が進めば、日本車がジャンジャンTanjungPriokから発着する日も、来る、ようですね?

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コメント

おはようございます、どうもお久しぶりでございます〜。
タンジュンプリオク線、「そのうち復活するのは路線図からしてそうなのだろうけど、カンプンバンダン駅に木が生えているというやる気ゼロぶりからして、期待しない方が良いのかも」と思っておりました。それがある日突然試運転というニュースですので、嗚呼またしてもインドネシアらしいニュースだ……と思ってしまいました (^^;

何はともあれ、コタ〜タンジュンプリオク間に、早くて快適な交通手段が復活するということで、大いに歓迎したいと思います♪
次はランカスへの電車試運転でしょうか……?

それにしても、都営6000の大量廃車が始まり、103系は事実上8両固定ということで (中間先頭車にKKWラッピングなし)、KFWの指定席ということになりそうですね。あるいは、南武205を10連に組み替える編成が増え、それとともに205の4連をここに回すようになるのかも知れませんが、何はともあれ続報を楽しみにしております!

カンプンバンダン・フィーダは、もうすぐ発展的に廃止ですかねぇ……。

投稿: おっとっと | 2015年11月27日 (金) 09時26分

<おっとっとさま

お久しぶりです。まさに、インドネシアらしい・・・ニュースですね;;遅くとも、次のダイヤ改正時にはさすがに復活するのでは、と思いますので、続報ご期待ください。おそらくは、JAK~KPBで力を持て余している8連KFWを分割して、4連2本で回すことになるのではないでしょうか。当然、重複するJAK~KPBフィーダーは廃止でしょうね。

そして、ランカス電化の話もそろそろ出てきそうですね。南武が全部出そろえば、なんとか車両のやりくりもつくようになるのでしょうし。

投稿: パクアン急行 | 2015年11月29日 (日) 23時19分

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