週刊マンガライレポートVol.150
先週末のゲート前
6115F、ハエ23共に出場するにしては早すぎるタイミングで、久々にお休みしようかなと思いましたが、なんだかんだでネタが舞い込んでまいりました。BalaiyasaManggaraiでは上の画像の通り、ハエ23がいよいよ姿を現し、出場間際です。前面KCJロゴに破損箇所があったのか、撤去されており、205系では初のロゴなし編成となるのでしょうか。しかし、ロゴありに見慣れてしまうと、なんだか締まりのない顔つきに見えてしまいますね。事故車は相変わらず動きなく、Balaiyasaでも処遇に難儀しているものと見えます・・・。
さて、気づけばマンガライレポートもついに150回を突破しました。100号以来に何か、特別記事が仕立て上げれればよかったのですが、上手いことゆかず、今回は通常更新です。実は、先日Balaiyasaに入る予定ではあったのですが、05系の事故もあり、担当者不在になってしまい、入場叶いませんでした。事故車が保管してあるうちに、近いところ入場を果たしたいのは山々なのですが。
予定では、大きな運用車の変化はないはずだったのですが、最新ニュース欄でお知らせしているとおり、ここにきて南武編成、再びの組成変更が実施されています。それも5日に始まったナハ7,8を皮切りに、翌6日にはナハ2,4・ナハ40,41にも実施され、さらに7日に運用に入らなかったナハ10,13も中間に先頭車を組み込んだ非貫通、6M4Tとして編成組み換えが実施されています。ですので、一世風靡した!?、超加速8M2T編成は一瞬にして過去帳入りに近づいており、週末の時点では唯一ナハ35,44のみが8M2T編成として運用に就いていました。
ですので、この週末は完全に移り行く南武編成の撮影に主眼を置き、ひたすら追いかける羽目になりました。6M4T編成とて、ホーム延長工事が完了次第、本来の4M2T、2本併結の姿になってしまうのでしょうから・・・。
しかし、なんなのでしょうね、まったく・・・。初めからこれでよかったものを。12連化なんて馬鹿なことはやめて、この組成に落ち着いてくれないですかね。しかも、まもなくホーム延長が終わろうかというタイミングでまた何故・・・(05系の出火事故との絡みを疑ってしまいますが、そんなわけはないでしょう??)。だいたい8M2Tがダメだというのは前々から言われていたことであり、何を今更。KCJの猫の目のようにコロコロ変わる方針には、閉口させられます。
まあ、マニアとしては翻弄される南武編成の過渡期の姿を逃すわけにはゆかず、なんだかんだと言っても、この降って湧いたネタを楽しまずにはいられません;;
とりあえず時系列順に。
・ナハ7,8が6M4T化(ナハ8+7)
ナハ8が編成の先頭に立つ
まず、組成変更第一号となったのはナハ7,8で、去る5日、突如中間にクハを組み込む姿で突如運用に入り、現地ヲタを驚かせました。8M2Tはそれはそれでネタではありますが、205系の併結運用というのも、せいぜい阪和の朝ラッシュの4+4程度(いや、最近は小山の205が4+4やるんだよな;;)が限度で、6+4というのは、初なのでは、と思います。京葉の分割運用に201と共に山手転属組の205も投入されていたら、こんな姿だったんだろうなぁ、と。ナハ7,8というと、9月25日の運用開始時(Juanda事故のピンチヒッターとして)から、すでに10連化されており、ナハ8が営業運転に入るのは、初になります。ナハ8が先頭になる姿を逃す手はないと、まずはCikiniの先端から撮影。Cikini~Manggraiのお立ち台には早すぎて、まだ影が出る時間帯でしたので。
◆ナハ8+7(6M4T化):205-129,205-353,204-353,205-354,204-354,204-129+205-102,205-275,204-275,204-102 証拠に連結面を
当地、半年ぶりに本格的に雨が降ったと思えば、早くも雨期入りし、おかげで朝の空気が澄んでいたのは最高に良かったのですが、お昼を過ぎるとドンより空・・・。そして16時を過ぎれば夜のように真っ暗になりスコールという、完全に雨期の天気になってしまいました。そんなわけで、午後の撮影は燦燦たる結果に・・・。 ナハ7側から後撃ち。非貫通になったのがわかりますでしょうか??
もう一発返しを。なんとか夕立前に間に合った;;
直線区間で撮ってしまったら、貫通か非貫通かなんて、よほどよく見なければわかりませんので、いずれどこかひ光線のいいインカーブで撮りたいものですね。
・ナハ2,4が6M4T化(ナハ4+2) しばらく欠車していたナハ4クハが復帰
続いて、7日に組成変更されたナハ4,2。CikiniからCikini~Manggaraiのお立ち台へ。この週末は完全に中央線系統の撮影に専念しました(おかげて205しか撮ってない;;)。なお、こちらも欠車していた編成側が6連に戻されており、またコタ側に4連が来るように、珍しく揃えてありました。9月16日の12連運転開始の記念すべき第一号の編成ですので、わずか2か月強の間に3回も形態を変えていることになります。
◆ナハ4,2:205-88,205-235,204-235,205-21,204-21,204-88+205-86,205-15,204-15,205-86 相変わらず大窓小窓入り乱れるナハ4,2
ああ、雨が降り出した・・・
晴れていれば、UIのアウトカーブもちょうど、前4両と併結部分が写りそうで、またリベンジしたいところです。
・ナハ40,41が6M4T化(ナハ40+41) この流れだとナハ41が先頭?と思いきやナハ40でした
こちらも同じく7日に組成変更されたナハ40+41。コタ側が4連なのに変わりはありませんが、ナハ41が4連化されていました。この編成は10月8日の運用開始時から10連化されていましたので、ナハ41のクハが営業に入るのはこれが初になります。そのナハ41側を撮ろうと構えていたのすが、下の画像の通り、Gambir渋滞に見事に被られました。
◆ナハ40+41:205-24,205-70,204-70,205-72,204-72,204-24+205-25,205-75,204-75,クハ204-25 証拠写真になってしまいました・・・
仕方ないので、とりあえず返しを待ちました
しかも、この電車(上の画像)Depok止まりで、そのまま入庫。実はこの運用、11月1日からの増発された、朝ラッシュのみの運用で、Depokに入ってしまうと、午後の出庫はなし。ナハ41側は、来週の宿題になりそうです。なお、これでその増発運用は10連運用ということが判明し、ナハ10,13を急いで10連化した訳も納得。ハエ15,32の代替、ハエ26の長期離脱による補てん、+毎月の定期入場で、10連は4本不足しており、ちょうど南武の10連本数と合致していたわけで、さらに増やす理由が見つからなかったのですが、そういう訳だったのですね。
・ナハ35,44も近日中に6M4T化か? 4基のパンタを上げるナハ35,44
ここまで来たら、残るナハ35,44も上げておきましょう。KCJの黒歴史にまた刻まれた最後の8M2T編成です。この流れなら、来週には非貫通化されているのでは、と思います。 後追いしてもナハ35
お名残のもう1枚
いやぁ、12連運転再開までの当分の間、この姿で走らせるのかと思いきや、ところがどっこい、まさかの6+4になってしまうとは。南武編成の調達案件が出たときには同時に、組成変更案件の存在も明るみに出たのですが、結局KCJは12連運転の開始を踏み切ったため、組成変更案件を棄却しました。ですから、当分8M2Tの暫定編成で行くものだと思っていたわけですが、やはりそこはKCJだったわけですね。いつもの後悔になりますが、もっと早く8M2T編成の姿を撮りだめておくべきでした・・・。
・ナハ11、KPBフィーダーに充当 コタの出発信号と
KFWの離脱により、以降計3運用(MRI~DU2運用、JAKK~KPB1運用)あるフィーダーには点検時を除き、103系,ナハ11,日替わり編成という布陣で推移していましたが、先週初めより、ナハ11がJAKK~KPBの運用に充当されています。8連車が力を持て余すよりかは、6連をこっちに入れて、8連はMRI~DUに入れるのが合理的な判断でしょう。もちろん、これもローテーションの一環でしょうから、またナハ11がMRI~DUに戻る可能性は大いになります。 一応、KampungBandanサボですが、見えないね・・・
さてさて、ものの見事に南武オンリーの記事になっておりますが、205ネタは続きます。
・H19にも先頭青ラッピング カラフルなH19
前回お伝えした通り、既にH7,H8の両端先頭車が青いインテルラッピングになっており、異彩を放っていますが、なんと3編成目が登場しています。インテル、カネあるなぁ。しかも、今回抜擢されたH19は既に赤い、白物家電メーカーのラッピングが中間に2両施されていますので、なんともド派手な編成になってしまいました。 同じデザインですが、一応。クハ204-79。
・H4もラッピングが増える
H4
こちら、こまめに電気を消して、節電しましょう的なノリの公共広告が新たにお目見え。このラッピング、実は長距離客レにもお目見えしており、今後も何両か同一ラッピングがお目見えするかもしれません。中間車がだいぶにぎやかになってましたね。 当該はサハ205-124
・最後に営業屋からのお知らせ ホーム上の列車案内表示器の設置が本格化
かねてより、Junanda下りホームで実証試験が続いていたホーム上のLED表示機ですが、以前入札に上がっていた通り、いよいよ本格採用となった模様。Bogor線を中心に、順次設置が開始されています。しかしながら、結局表示されるのは次列車のみ・・・・。せいぜい次々発くらいまでは出してもらわないとなぁ。ましてや、Bogor線とBekasi線の入り乱れる中央線内ではなおさら必要でしょう・・・。発車時刻を表示しろとは言わない(だいたい意味がない;;)ですが、アプリの画面を上下別に、LED上に出してくれれば非常によろしいと思うのですが。まあ、アプリを使えということですね。はい。
そして、ついに登場したFelica搭載Commet!!なお、全駅では発売されておらず、現時点では主要駅のみでの発売となっている模様。とりあえずJuandaの窓口には下記のステッカーが掲示されていました。わざわざ、SonyFelicaと大々的に出しているあたり、Sonyから言われているんですかね。ただ、現時点で扱われているのはステッカータイプのみで、リストバンド型の発売は未定。通常Commetは従来型のみの発売。そんなわけで、お試しに、
ステッカーコメットなるものを購入してみました。 このステッカーが目印です!!
その前代未聞のステッカー式IC乗車券とはいかに!? なんじゃこりゃー!!
もはやこれは、ステッカーとは程遠い・・・、もはやこれはステッカーではなく、小型Commetではないですか。言ってしまえば、通常Commetをカットし、小型化、そして裏面に3Mの両面テープを貼り付けただけというトンだ代物!!しかも、以前7周年創立イベントで先行発売されたときには、通信不良が続出し、KCJが申告者に通常版と交換する騒ぎになっていたそうなのですが、今回購入時には、窓口のお姉さんに不良及び破損に対する返品、交換は受け付けませんと念を押される始末・・・。おいおい。だいたい、通常Commetよりデポジットが高く、その分チャージ額が少ない(通常売価Rp.50000うち、デポジットRp.30000のところ、ステッカータイプはデポジットRp.35000)んですけど。これじゃ、ドケチインドネシア人が買わないだろ。
従来型より高いFelicaチップの原価を補うため、(といっても、とうてい回収しきれないんでしょうけど)デポジット額を上げるしかなく、それを実施すべく、ステッカーやリストバンドなど、付加価値を加えたCommetの発売に至ったと愚考しますが、どうなんでしょう。あとは、通常CommetのFelica搭載のが発売されたときに、値段設定がどうなるか、ですね。Sonyの技術入れているんだからと、値上げてきそうな気がします。
試しに使ってみましたが、改札での通信速度は相変わらず・・・。タッチ&ゴーには程遠いですね・・・。ときおり、反応しないのも今まで通り・・・。カード変えたところで、あの改札口を取り換えないと、ねぇ。
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コメント
やはり元南武線205系は6+4、6M4Tの10両になったのですね。
最初からその組み合わせの方が電力的にも良かったのではと思っていました(これもKCJマインド?)
ちなみにですが、余剰のモハユニットはどうするつもりなんでしょうか?
元横浜線205系に組み込んでの10両化も出来ますし、他の南武線205系に組み込んでの8両化も可能ですが…
投稿: ニューパルサーSP | 2015年11月11日 (水) 11時54分
<ニューパルサーSP様
仰る通り、これぞKCJマインドです。こうなったら、12連化なんてやめて、これで行ってもらいたいものです。余剰もモハの一部は6連に追加して8連にするようです。ナハ11が11日より8連になっています。詳細は後日。
投稿: パクアン急行 | 2015年11月12日 (木) 01時07分
パクアン急行様
返信ありがとうございます
ナハ11の8連化ですが、Andi様(お知り合いの方でしょうか?)の動画で確認をさせて頂きました
どうやら床下の色の違いから、ナハ11の中間にナハ10から捻出したモハユニットを組み込んだようで…
武蔵野線へ転属した元南武線の205系を思い出します(笑)
ただ、この状態ならMGを1つ捻出出来ますが、果たしてKCJは気付くでしょうか…
投稿: ニューパルサーSP | 2015年11月13日 (金) 10時10分