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祝!!TanjungPriok線電車営業再開!!(12月21日)

Tpk03                 大屋根の下に旅客列車が帰ってきた!!
                     以下撮影:Kucing様

17日の開業が遅れていたTanjungPriok線、JakartaKota~KampungBandan~TanjungPriok間が、本日21日、いよいよ営業を再開しました。営業再開一番列車となったJakartaKota11:40発2318列車に、いつもお世話になっておりますKucing様が乗り込まれてきたとのことで、画像を提供いただきました。ありがとうございます。

しかし、長い道のりでしたね。Kemayoran~Ancolの連絡線経由はさておき、JakartaKotaからの本線系統は実に26年ぶりの路線復旧となりました。運行停止後、JakartaKota~KampungBandan間の線路は完全に不法住宅に占拠されてしまい、その後、2008年~2009年頃にかけ、住宅の撤去を実施。しかし、それっきりで路線復活の話が出ては消え、以来その繰り返しでした。それでも、DivisiJabotabek時代から、路線図にはしっかりとTanjungPriok線は記載(Nanbo線の記載はなし)されており、KCJ移行後の路線図にも、一切の注意書きはなく、あたかも営業しているようにしっかりとラインカラーが伸びていました。

印蘭鉄道の手により、インドネシアの玄関口TanjungPriokから、Kota、Jatinegaraを結ぶべく開業したこの路線、TanjungPriok~Ancol間の線路別複々線(一部は三複線:現在は廃止)という豪華すぎる作りからも、この路線の歴史的重要性がうかがい知れます。しかしながら、時代と共にTanjungPriokの重要性は薄れ、旅客線としても使命を失い、TanjungPuriok港からの貨物輸送を細々と続けるのみ(北本線複線化により、貨物列車は増加を続けています)となっていました。結果、貨物営業のないAncol~JakartaKota間はいつのまにか廃止に。それでも、TanjungPriok駅のリノベーションを初め、TanjungPriok線の復活にKAIの並々ならぬ威信を感じたのも事実。そしてダイヤ改正の度に、路線復活がささやかれたものです。ただ、最終的に運輸省のGoサインが下りず、今日に至っていたわけです。それがどういう風の吹き回しなのか、今回は運輸省自らが旗振り役となり、本日の旅客営業再開を迎えたのです。半ばゲリラ的に実施された先月の電車入線試験から1か月、17日の開業延期というハプニングもありましたが、これまでに比べたら、極めて順調にことが運びました。

よくよく考えてみれば、KampungBandan駅の立体交差化&環状西線,東線連結プロジェクトも80年代~90年代(手元に資料を持ち合わせておらず、詳細を紹介できず、すみません・・・)に我が国によって進められた円借款案件の一つであり、インドネシア唯一の立体交差式のKampungBandan駅も、無用の長物と化していましたが、ついに日の目を見るときがやってきましたね。

Tpk01    開業初日の充当はKFW Ts6。9番線から発車。 (おいおい、列番間違ってる;;)

開業前のトラブルにはヒヤヒヤしたものですが、無事本日、営業を開始し、一番列車がJakartaKotaからTanjungPriokに向けて走り出しました。ちなみに、運輸省のお偉方の到着が遅れ、9分遅れでの発車だったそう。
Tpk02                     乗り込んだ運輸省職員ら
Tpk04                                      TanjungPriokに到着した一番列車

まずは日中のみ、わずか3往復の運転ですが、これからのTanjungPriok線本来の使命は、朝夕の港湾労働者輸送。開業時のダイヤのままでは、一体またいつ営業停止に追い込まれるかもわからず、今後の本数拡充に期待したいところです。




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コメント

先日のジャカルタ出張で、無理矢理撮ってきました。
https://youtu.be/yAyhG8EbUPU

こんな時間帯なので、乗客は鉄道好きの若い衆か子連ればかり。
全線で警笛を鳴らしながらの徐行運転となったのも予想通りで、試運転に同乗している感が大きかったです。

投稿: Trainpochi | 2015年12月26日 (土) 13時43分

<Trainpochi様

この列車、当方も乗車していましたよ。先頭車はヲタだらけで鬱陶しかったので、後ろの方でまったりしてました。先頭でずっと録画されていらっしゃいましたよね?

投稿: パクアン急行 | 2015年12月27日 (日) 00時47分

赤シャツの方…、やっぱり。
あれ日本人?ひょっとしてまさかこの人がとは思っていたのですが、遭遇していましたか。

先頭車はご覧の通りです。雰囲気は、先日の山手線新車内さながら。インドネシア語を解しませんが、205系を抜いた時にはナンブ〜とか聞こえてきました。

フィーダーは男でも駆動車に乗れるとのことだったので、前面展望を撮りました。発車直前に遮光カーテンを閉められたので、どうしようもなく撮り続けました。

投稿: Trainpochi | 2015年12月27日 (日) 13時16分

<Trainpochi様

赤シャツの方(笑)

万が一のときに備えて、撮影時はだいたい赤か黄色着ています。また次回目撃された際には是非、お声がけください。

投稿: パクアン急行 | 2015年12月28日 (月) 01時37分

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