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週刊マンガライレポートVol.161

Dsc_0002_r                       先週末のゲート前

2週に渡り、何もない週末でしたが、05-102Fの姿がようやく確認されました。昨年の出火事故の際には廃車の可能性も取だたされただけに、廃車予定だった8003Fの入場といい、年明けから明るい話題です。この方針転換の背後にはやはり、2016年以降まとまった車両購入が出来ない事情があるわけで、逆に何故、もっと早く気付かないのか、と言いたいところではありますが・・・。そうなっていたならば、廃車を免れた車両もあったろうに。その点、05-102F、8003Fは強運の持ち主と言えそうです。世の中、タイミングはやはり重要ということです。しかし、Juanda事故車がこの期に及んで、ピット前に来たというのはどういうことなんでしょう。いずれも仮台車を履いているように見えますが、まさか復旧させるのか?おそらく、サハ204,サハ205ではないかと思いますが、ハエ15/32にぶち込むというのでしょうか?台枠が逝っていないなら、理論上は復旧も可能かとは思いますが。

南武線帯消滅の駆け込み需要で、1月頭から毎週末来客が立て込んでおり、私もいい加減ヘロヘロなのですが、先週末はいつもお世話になっております、台鐵武士様がお越しになりまして、幸運にもBalaiyasa潜入が叶ったとのことで、画像をお借りしました。ゲート奥の画像をちょっぴり紹介します。

Img_0117_r                  先週末のマンガライゲート奥

広告ラッピングも剥がされ、ピカピカに磨きだされた05-102F。
Img_0121_r                       分解検査中の残り3両

前回の入場では、Serpong線内で架線柱と接触し、破損した貫通扉部分の窓ガラスはアクリルに交換されてしまいましたが、最後ガラスに戻っているようで、イケメン度が増しました。

※以上画像2点は、台鐵武士様から頂きました、ありがとうございます。

さて、このように全検中の編成に動きがなく、南武第五陣編成も乗務研修中のため、運用開始はしていませんが、既存編成内での組み換えの動きが活発化(詳細は後日)しており、さらにサプライズとして、塗装変更中のナハ11が、28日より6連化されないまま、急遽Serpong線運用に暫定的に充当(2月2日午前運用をもってDepokに返却されました)されました。比較的余裕のある8連運用ですが、充当せざるを得ない事象があったのでしょう。また、先週運用入りしなかった8007Fがいよいよ塗装変更後初の営業を開始し、異彩を放っています。そんなわけで、8007F以外は、ひたすら205を追いかける形となったのですが、ナハ11がSerpongに入っていることもあり、なかなか忙しい週末となりました。

では今週の動きを。

・H28編成10連化
Dsc_0393_r            裾部のKKWラッピングがないのが、横浜線編成の証
Dsc_0423_r    後追い。南武編成の暫定10連を除き、唯一をシングルアーム3基搭載する205

前回ちらっと書いた通り、1月25日夕方よりH28編成がH4編成からモハユニットに組み込まれる形で、10連化されました。横浜線編成初の10連化です。あえて、H28を選んでいるあたりは、暫定的なものでなく、今後この組成が正式なものになるのでしょうか。私の助言も少しは活かされたのかな。また、これにより、H4はTc’MM’Tcのみの4連になり、Depokで留置が続いています。今後の去就が注目されますね。

新H28編成:205-15,205-187,204-187,205-43,204-43,205-45,204-45,205-30,204-15

元7号車と8号車の間にH4のMM’ユニットをぶち込んだだけというまたアンバランスな編成です。

・ハエ15/32 10連化(再掲)
Dsc_0123_r           スカートの色でピンと来た人はさすがですね。ハエ15/32

H4の中間車を活用した10連化ではすでに前回お知らせしている通り、Judanda事故の合いの子編成であるハエ15/32が10連化されていますが、とりあえず撮り直ししたので、あげておきます。小変化もありましたので。
Dsc_0133_r                              後追い。10連なのに6扉車が1両のみ!!

しかし、いずれ午後、クハ204側から撮り直さねばなりませんな。で、何が小変化だって?政府による節電啓発ラッピングが剥がされているじゃないですか。それにしても短期間に剥がされたのは何故でしょう。他編成には引き続き、ラッピングが続いているわけですが。やはり、この編成は暫定的なものになるのでしょうか。4扉サハに余剰があれば良いのですが・・・。或いは、ハエ31の6扉サハを復旧させるとか。そりゃないか。しかしながら、横浜サハを活用したハエ15/32の10連化はそこそこ意義があると思うのですがね。当地で6M2Tは無駄エネです。
Dsc_0532_r         もう一度トライするも、やはりこちら側からではよくわかりませんな

・ナハ11、混色のままSerpong線に充当
Dsc_0636_r              中間2両を強調するのはなかなか難しい・・・

先週前半から、Depok電車区で南武帯からKCJ帯への塗装変更が目撃されていたナハ11ですが、元ナハ10のユニットのみ、南武帯のままで、そのまま6連化、及び第5陣編成のいずれかと組み、12連になるのではと予想されていましたが、まさかの8連のままで、Serpong線に送り込まれ、数日間限定で運用されました。車両計画の変更に伴う編成組み換えで、混色がみっともないという理由から南武編成のKCJ色化を進めているわけですが、なんとも皮肉な結果となりました。しかし、Serpong線限定運用ということで、この時期なかなか良い撮影地も思い浮かばず、なんとか記録を残すのみの成果になってしまいましたが。晴れていれば帯色の違いももっとはっきりするのでしょうが。
Dsc_0647_r              まぁ、いずれにせよ、帯色変更後の初撮影です

しかし、これなんともずさんな塗装変更ですね・・・。というのも、よく見てみればおわかりになると思いますが、南武第5陣の処理とは異なり、前面なんて南武のオレンジ色部分のみを黄色ステッカーで隠しているだけですので、黄色帯1本ながら、微妙にグラデーションになってしまっています。さらに額縁部分の濃い赤はそのままですので、側面の斜めカット部分との連続性がありません(ということは第5陣編成は額縁の赤も塗り替えた??)。
Dsc_0654_r                    とりあえず、証拠写真に

Dsc_0782_r         折り返しも撮影(おや?乗務員扉後ろが南武帯のままですよ)
Dsc_0822_r                      さらにその返しも撮影。
Dsc_0829_r                  後追い。編成で入れる気ゼロ;;

なんとなく不完全燃焼ですが、期間限定で、まして雨期の真っただ中では、期待する方が無駄というものか。果たして今後、南武帯・KCJ帯の混色は再び見れるのか。

・他の南武編成その後の動き
Dsc_0087_r                  本来の向きに戻ったナハ44,35
Dsc_0560_r           Serpongからの返却回送、ナハ13,10(被られました・・・)

何かとと動きのある205系ですが、南武帯編成については、1月25日にナハ2,4・ナハ7,8が12連化されたのを最後に動きが止まっています。12連はそのまま6本のみで推移し、先週末時点ではナハ13,10・ナハ44,35は10連のまま残っていました。なお、ナハ13,10は日曜にSerpongからDepokに返却されており、ナハ11と合わせて、近く12連化されるものと思われます。また方転していたナハ35,44も本来の向きに戻っており、いつでも12連化出来る状態となりました。今週末には全12連化が完成しているかもしれませんね。

・8007F運用開始!!
Dsc_0458_r                       JALITA復活!!

お待たせしました。待望のJALITA2世こと、8007Fがついに運用開始です。土曜はDepokの改造線に突っ込まれてしまっていたため、また不具合か!?とヒヤッとさせられましたが、目出度く日曜には運用に入りました。当方、撮影のみで乗車は果たせていませんが、検査切れ間際の寄せ集め編成でだいぶ草臥れていた車内がどのように蘇ったかも気になるところですね。
Dsc_0844_r                   安定のSudirmanストレートにて
Dsc_0852_r                         後追い

試運転後、ややブランクがありましたが、その間にも小変化があり、8008側の尾灯が復旧され、点灯するようになりました。また現地製前面方向幕は残存していますが、KAIマークは隠され、前後共に白幕になっていました。とはいえ、KCJロゴが追加されたわけでもなく、どうやら、103系同様、所有権は未だKAIにあるようです。しかし、側面KAIロゴも消されて、存在しないことを考えると、なんとも宙ぶらりんは不思議な編成です。前のKCJからの入札公示資料では前面にKCJロゴが入っていたわけですが。KAIが未だに利権を手放したくないとゴネているのでしょうか。

・週刊広告ラッピング&スカート破損の状況
Dsc_0022_r                      H15編成(陰った・・・)
Dsc_0026_r                     当該はサハ204-115
Dsc_0391_r                同様の広告がサハ204-111にも
Dsc_0394_r                     とりあえずH11です・・・

H25とH11に同様の広告ラッピングが出現しています。両方とも6扉への掲出で、6扉というとKCJの自社広告の割合が高いですが、今回のK-LINKとは一体なんなんでしょう??
Dsc_0037_r                    前回の撮りなおし、ハエ1
Dsc_0247_r                     こちらも撮り直し、ハエ22

しかし、肝心なときに曇るよねぇ・・・。
Dsc_0269_r              前回、完全スカートなしだったH21ですが・・・

なんじゃこりゃ??直したい気持ちはわかりますが、なにもこんな状態で走らせなくても;;じゃ、今週末には右の支柱が復活し、再来週にバンパーですかね。

・その他諸々
Dsc_0154_r                     中央線内を行く8607F
Dsc_0220_r                        同じく6106F
Dsc_0346_r                         同じく05-110F

なんだかんだ言って約4時間張り込んでいて、私鉄編成はこの3本のみ。逆に、怒涛の205系の嵐の中で私鉄編成が上っていくのを見ると、よし!返しを撮るぞって気になってしまいます(笑)私鉄編成を狙いたい方はBogor線内ないし、環状線内でどうぞ。
Dsc_0187_r                       インテルラッピングH8
Dsc_0196_r                       インテルラッピングH7
Dsc_0682_r                     インテルラッピングH19

BukitDuri所属の8連205は運用範囲が広く、ピンポイントに捕まえるのがなかなか難しいのですが、たまたま青い先頭車が目立つインテル編成3本を捕らえましたので、上げておきます。なお、H7とH8は広告構成がほとんど同じで、もしかしたら、そもそもどちらか上げ忘れていたかもしれません;;また、このうちH7とH19は菱形パンタ車ですので、このラッピングは識別として役に立ちます。
Dsc_0580_r                     5817Fも順調に運用中
Dsc_0591_r                      オール2段窓の6105F

相変わらず、環状線に転戦するとネタが豊富ですな。
Dsc_0713_r                      久々の日本語字幕

そして、さらにSerpong線に移動したわけですが、なんと霞が関行きがやってきました。あと少し下にずれていたら、それこそ最高でした。何かの拍子に出てしまったのでしょうね。
Dsc_0761_r                   ハエ30も編成札側から賞味

最後に、台鐵武士様とも合流し、Juanda俯瞰撮影会からのお疲れ様会へと流れたのですが、俯瞰撮影ではそこそこネタがやってきましたので、こちらを上げて、今回は〆といたします。
Dsc_0899_r                     祝!?横浜線10連化(H28)
Dsc_0008_r                そして、さよなら南武線10連!!(ナハ44,35)

本当なら、ここでハエ15/32も撮りたかったのですが、残念ながら夕方のSerpong線送り込み運用にはいってしまったため、撮影ならず。次週の宿題とします。

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