週刊マンガライレポートVol.169
先週末のゲート内
ジャカルタ戻りましたが、色々バタバタしておりまして、ネタの回収が遅くなり、すみません。3月はマンガライレポートだけで終わってしまいそうですね・・・(時間があればバックデート記事でDepok通信も更新しようかとは思いますが)。所用でBalaiyasaに入る都合がありましたので、ささっと撮影してきました。Balaiyasaでの怪しい改造が行われなくなり、廃車置場も基本的に片づけられてしまいましたので、かつてのようなワクワク感もなくなってしまいましたので、これで良いのでしょう。一時帰国している間にマト69は出場し、Depokに回送されています。しかしペースが速いですね、203系・・・。まだ3月下旬ですが、4月分となるマト51がすでに入場し、検査が始まっています。さらに、この速いペースを生かしてか、4月にはさらにもう1本の入場があるようで・・・
H9もBalaiyasaManggarai入場
いよいよ4月から205系の全検が再開されるようで、トップバッターとなったのは8連のH9でした。予備品もやっとのことで到着し、205系の検査が満を持して実施出来る運びとなりましたが、埼京線編成の全検がすべて終了していない中で、今年は横浜線編成から検査を通すようです。しかしH9から入場とは予想外でした。すでに走行距離が長いH4,H6あたりからかな?と思いましたが、そちらはこのところの10連化による編成組み換えで、本来の編成は消滅(H4の4両に至っては車輪径限度値割れ)しているので、果たしてどのように検査予定を組むのかと思っていましたが、そちらは完全無視、ですか・・・。
では先週の動きを。なお、8608Fが既に赤帯化されておりますが、生憎予備車になっているため、撮影ならず。次回に持ち越しです。
・マト68全検出場、運用復帰
Balaiyasa2月分出場のマト68、ようやくの復帰
BYMをさっさと出場したものの、長らくDepokにて再調整を行っていたマト68が、ようやくの運用再開です。KKF及び広告のラッピングが解除され、美しい外観を取り戻しました。これで日本語字幕が出たら最高ですね。
検査表記。2/29出場、そして1986年製ということになっています。合っているかな?
方向幕部分のガラスが交換されたクハ202-108
BYMからの出場時、クハ202-108のJNRロゴが復活していると現地マニアの間で話題になりましたが、残念ながら、Depok電車区にて塗り潰されてしまいました。ロゴが残っていたら、最高のネタになったのですが;;しかしながら、以前なら字幕部分のガラスが破損すると遮光気味のアクリルに交換されてしまうのが常(203もそのようになっている編成があります)でしたが、ガラスに交換するようになったというのは大きな進歩ですね。KCJの金回りも良くなってきているのでしょう。
おまけ
同じく2月出場分の6127F
そういえば営業中の姿はまだ上げていませんでしたので、6127Fもついでに上げておきます。203と6000はどこまでも続く、腐れ縁ですな。
・H11、10連化
前面LEDが撤去されているのがH11の証
このところ、一旦ストップしていた205系の編成組み換えですが、再び活発化しそうな予感です。Depok電車区でのハエ31の復旧工事にも一区切り着いたということなのでしょうか。いずれにせよ、10連運用はひっ迫しており、逆に余裕のある8連車を10連にするというのは待ったなしの状況です。今回、H11の10連化に際して、編成を解かれたのはH27でした。予告になってしまいますが、さらにH27のモハユニットを用いて、今週30日からはH12も10連化されているようです。となると、モハを失ったH27は週末までにもサハと交換で、ナハ34,39からモハユニットを組み込むことになるのでしょうか。
H11の組成は以下の通り
・H11 10連化:205-71,205-201,204-201,205-131,205-202,204-202,205-90,204-90,204-111,204-71 ※下線部の車両がH27から
増結されたモハ204-90,モハ205-90
3号車が小窓になっているのがわかりますでしょうか??
おまけ
変わり種編成が立て続けにやってきましたので。
10連化後のハエ15/32がSerpong線固定運用からやっと外れ、Bogor線に!!
H6+H8、12連。2号車、3号車はナハ12からですので、帯の処理が微妙に違います。
1枚目の画像の逆サイドになりますが、緑サボのDepok行き、10連H2。
3月1日からTangerang線のDepok入庫運用が、BukitDuri入庫に変更になったため、Serpong線からのDepok入庫運用の客扱いが開始されています。そのため、運が良いと、このようなSerpong線用サボでのDepok行きが表示されることがあります。担当が赤サボを持っていれば赤サボを使ってしまいますので、見れるかどうかは運次第でしょう。私も初めてお目にかかりました。
・広告車の話題
ついに南武編成にも広告ラッピングが出現・・・。こちらはナハ42+37。
当該はモハ204-63。 バットマンvsスーパーマン。
ナハ36+3。本番被られました・・・。
モハ205-233にも同様のラッピングが。若干デザインが異なります。
さらにモハ205-60にArisaラッピング。通販会社らしいですね。
ハエ20撮り直し
BNIラッピングが増えるだろうと予想していたハエ20ですが、増えませんでしたので、ちゃんと上げなおしておきます。
当該はモハ205-351。同じBNIですが、こちらは電子マネー、Tap Cashの広告。
逆に広告が増えたのはハエ22でした
前回、ハエ22に2両のBNIラッピングが出現しているのをお知らせしましたが、さらに1両が同様のラッピングが施され、計3両になりました。
モハ205-380。銀行クレジットカードの宣伝のようです。
・最後に久々の客車ネタ
INKA製一等客車がデビュー
既に落花生。様がアップロードしている通り、2016年に入り、INKAで新型エグゼクティブ車両が落成しており、Madiun近郊で試運転が実施されていましたが、去る3月24日より臨時ArgoDiwipangaに充当され、運用入りしています。臨時列車ですので、毎日運転ではなく、当方帰国後も残念ながら設定がなかったのですが、同じスジで所属地への返却回送に遭遇することが出来ました。4編成分製造されるようですが、目撃した編成はK1 0 16 10~K1 0 16 18及び食堂車・電源車でしたので、少なくともすでに2編成分は出場しているようです。ここ数年来、INKAはひたすら冷房付きEkonomi車両を製造していましたので、ArgoBromoAngrek専用のK9以来の十数年ぶりの新製エグゼクティブ車両になるのでしょうか。
もっともK9で背伸びしすぎて、黒歴史になってしまいましたので、今回はだいぶ現実的な車両になっています。そのため、利用者からすると野暮ったい印象をもたれてしまうのかもしれません。K9は見てくれだけは格好良いですからね。下膨れボディも外吊り式自動ドアも諦めてしまいましたが、唯一連続窓風の加工処理にK9の面影が残っていますね。せめて、雨どいだけでも、上手く隠したら、もう少しスマートになると思うのですがね。
取って付けたかのように出っぱっているLED
回送列車ですので、ひたすらPT.KERETA API INDONESIAが繰り返されていました。また、ドア脇の号車サボにある列車名表記は肝心の箇所が隠されており、Argo※※※となっています。定期列車に入るときはDiwipangaに充当しないということなのでしょうかね。となると、ArgoLawuかな。
INKA自慢の新型台車K10、とのことですが
さすがに旧型客車然としたEkonomi用台車からは進歩していますが、これでそんなに乗り心地が良くなるのでしょうか。従来のエグゼクティブ用台車とさほど変化はないように見えますが。だいたい相変わらず、空気ばねは使っていないんですよね。しばらく客車の台車を観察してみましょうか。
以上
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