ハエ31修繕明け試運転(4月14日)
DepokからManggaraiを目指すハエ31 foto:Mas Faris
モハ車をハエ30に供出のため、2014年12月以来、Depok電車区の片隅で朽ち果てていたハエ31がようやくの部品調達を受け復旧、Depok~Manggarai~Bogor~Depok間で試運転を実施しました。画像はいつもお世話になっていりますFaris様から頂きました。ありがとうございます。Depok電車区の廃車置き場で、廃車体と長らく放置状態の姿からは、もはや復旧は困難かとも思われましたが、見事復旧されたというのは、2015年以降の新体制下の集大成と言えるでしょう。が、その片腕でもあった技術屋のドンが、KAIに突如出戻りという人事が実行されたばかりで、社内では少なからず混乱も来している模様。今後の人事によっては、今後の車両運用計画も二転三転することが予想され、全く先は見通せません。
Depok駅に入線する試運転列車 午後スジのため、下りは逆光です。UIを通過。
さて、今回の試運転はManggarai~Depokの往復の現地化改造後の社内試験ではなく、Bogorまで足を伸ばすスジでしたが、運輸省職員の乗車はなく、通常の全検明け試運転として設定されました。モハユニットは周知の通り、車輪径限度値割れ及び、他編成への部品供出により、社内試運転すら未実施のナハ30からの改番であり、2014年2月の現地入り以来、一度も走行実績はありませんが、書類上は2014年12月に試運転を実施しているため、このまま機器類に問題がなければ、運用入り出来るようです。まったく、運輸省もまんまと騙されおって・・・。
◆ハエ30・31の組み換え◆
ハエ31:204-17,204-23,204-22,204-51,205-51,204-50,205-50,204-49,205-49,205-17
2014年6月運用開始
2014年7月サハ204-23架線トラブル当該。以来サハ204欠車、8連化
2014年12月ハエ30復旧のため、休車
ハエ30:204-42,204-126,205-126(204-51,205-51),205-84,204-125,205-125(204-50,205-50),205-83,204-124,205-124(204-49,205-49),205-42
2014年12月モハユニットをハエ31より組み込み改番、運輸省試験実施
下線部の車番は書類上の番号。本来の車両番号は(太字)。
ハエ31´:204-17,204-23,204-22,204-51,205-51(204-126,205-126),204-50,205-50(204-125,205-125),204-49,205-49(204-124,205-124),205-17
2014年12月モハユニットをハエ30より組み込み改番、休車
下線部の車番は書類上の番号。本来の車両番号は(太字)。
2016年4月 修繕明け試運転実施
架線接触により冷房を損傷していたサハ204-23も、冷房を交換し、見事修繕され、10連で復旧しています。しかしまぁ、これでようやく205系全車の運用開始が決定です。長い道のりでしたね・・・。
今週末にはもう運用入りしているでしょうか。
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