週刊マンガライレポートVol.180
先週末のゲート前
何もいない週末、に見えますが中の人によるとH9がすでに入場しているようです。日本時代からの換算で、走行距離が最も長いのはH4ですが、書類上のH4は現在休車状態であり、それを除くとH21が次に最終出場からの経過日数が長かったわけで、順当に先月入場となりました。が、今月H9というのはどういう基準で検査入場する編成を選定しているのでしょう。H9も前回入場が2011年上半期かと思いますが、走行距離がさらに長い編成はあると思いますが。なお、その後の情報によると、H24からMM'ユニットの供出を受け、全検と同時に10連化される模様です。Depok電車区の方は、まだ今月分の入場は確認されていません。
強制4時起床生活がなかなか馴染まず、かつこういうときに限り、怪社業務も多忙だったりと、更新が毎度ながら遅れております。さらに、トップページでお知らせしている通り、ダイヤ修正に向けた動きが活発化しており、そのあたりの対応でヘロヘロです・・・。
では先週の動き。先月入場分のH21と05-105Fがそれぞれ順当に運用入りしています。車両故障を発生させた6123Fも運用に復帰していますが、週末の運用はありませんでした。6168F,8610Fはその後も復帰の知らせがありません。
・H11全検出場、運用復帰
今年度初となる205系の全検出場
先週、6日月曜からH11が運用に復帰しています。初日はやはり朝だけの運用で、Duri発着の運用に入っていました。今年初の205、かつ初の横浜線編成の全検になりますが、装いは従来の横浜線スタイルを継承し、KKWラッピングはなし、スカート支柱の赤塗装化も踏襲されました。あ、そういやManggarai出場特有の青パンタはいつの間にか実施されなくなりましたね。これだけ編成組み替えが進んでも、とりあえず元横浜編成の区別はつけているのですね。すでにH11はH27のMM'90'を組み込み10連化されていますが、組成は変わらず、運輸省番号も従来のものを引き継いでいます。 逆サイドより
見にくいですが、それぞれ製造年度の異なる車両の運輸省番号を。 クハ204-71、TP(製造年)1988
サハ204-11、TP1991 え?
モハ205-90、TP1986
サハ204-111の1991年製造というのは明らかな誤植ですね。サハ204-0と同じにしてしまっているのでしょう。なお、出場年月日は2016年5月31日付けとなっており、検査期限は2018年5月31日で、引き続き全検2年ルールは継続しているようです。が、もう2018年には検査サイクル崩壊しているでしょうね。
・05-105F全検出場、運用復帰 後追いでスミマセン
今週分のマンガライレポート滑りこみセーフの、12日日曜日より05-105Fが運用に復帰しています。朝、Manggaraiで運用ウォッチングしていると、予想外に終日運用の環状線直通(Jatimegara発着)に充当中でした。それよりも、私の目はBekasi線に充当中のH15,17、H21,22(両方向から同時に現れた!!)に、くぎ付けになってしまい、じゃあこれは午後に後回しでいいや、と安易な考えで、その後Bekasiに転戦してしまいました。すると午後、当該運用でやってきたのは05-108F・・・・。 運輸省番号と検査表記。H11と同じく5月31日付けで出場、TPは1989。
なお、こんな何気ない運輸省番号も貴重な記録になってしまうとは・・・(詳細後日) 真新しい肉厚の車輪ですが、波うちタイプです。
最近、また車輪の入札が上がっていましたが、従来の防音車輪っぽい平板車輪は在庫が尽きたのでしょうか。やはり205と共通化が解禁??(詳細未確認)
で、午後はこの通り惨敗を喫しました。 05-108F・・・・・@O@
そう甘くはなかったですね。運用開始後数日は、終日運用に入れないというのは今も昔も変わらないようです。Bogorで車両交換したんですね。(ただ想像するに、この日はBogorで相当複雑怪奇な運用変更が実施されたのではと見ています)なので、今回は後追いだけ。次回の宿題とします。まあ、優先順位からして、05-105Fはよほどのことがない限り消えないわけで、今後また撮れる機会はあるでしょう。なお、塗装ですが、安定のDepok色に見えて、やはり微妙に変化しつつあります。05-112Fのときにも妙に明るいと書きましたが、やはり明るいのは事実で、よく上の画像を見比べていただければわかると思うのですが、前面黄帯より下が、今年度出場分の05-112F, 05-105Fでは、スカートの明るい赤と揃えてあり、黄帯より上が従来の濃い赤となっています。 参考までに05-112F。ちょうどやってきたので。
とりあえず、先週の車両の動きはこんな感じです。
・H21,22・H15,17をKranji俯瞰で狙い撃ち
そんなわけで、05-105Fを犠牲にして、Bekasi線にちょっくら出撃してきましたので、上げておきます。ただの自己満足です、はい。
まずは練習電、ハエ30
そして本命、H21,22
中間クハのKKWロゴは既に剥がされていました。 数本やり過ごして、H15,17
こちらの中間クハは未だにKKWロゴが残存。この調子では今しばらく混色編成も残るでしょうか。
それにしても曇りも、被りもなく、全ての運を使い尽くしたな・・・・と思っていたら、やはりそうだったようで、H21,22を再度Klenderで狙ったところ、ナイスタイミングでの曇りと、客レ被りで、見事撃沈しました;; 慌ててアングル変えて、なんとか撮れましたが・・・
・Manggarai~Jatinegara間線増工事完全着工
で、意気消沈しつつBekasiから午後のBogorに再度転戦しますが、Jatinegaraからの車窓から大本営発表を確認。
Manggarai~Jatinegara間複々線化の文字!!
ここ数か月の間に、この区間の沿線住宅及び桶屋街が強制立ち退き(なんだかんだ言って可能なんです、KAIの手にかかれば!!)の憂き目にあい、線路に沿うように広大な用地が出現しており、Bekasi線複々線化工事の再開は近いと、明らかに実感出来ましたが、ついに公式発表となりました。Manggarai駅もついに橋上化され、駅前広場も整備されるのですね!!(現在工事中のMnggarai駅構内地下通路との整合性は如何に??)
が、気になるのはその工事主体として名を連ねる、毎度お馴染みの国営企業及びそれに類する土建屋の面々・・・。つまり、JAICA案件としては既に放棄されてしまっている(??)ようで、KAI及び運輸省予算での整備に切り替わった模様。せっかくこの前、Manggarai駅構内に日の丸が上がっただけに、なんだかねぇ・・・。すでに凍結されて久しい、Jatinegara~Bekasi間の線増部分の今後の扱いも、果たしてどうなるか気になるところです。
さらに売国奴ジョコウィドドが、これら案件にまたも横やりを入れているとの報道(報道によるとKAI、運輸省予算で進めてるジョグジャ地区の電化工事もやり玉に上がっていました)もあり、予断は許さない状況です。中華資本で着工している全国各地のLRTは推進して、国家予算を使うプロジェクトを次々凍結というのは、もはやジョコウィの化けの皮は剥がれたも同然です。発展途上のこの国に平民宰相など、時期尚早ってことですは。 消えたマトラマンの桶屋
Bogor線との合流部。かつてのお立ち台付近。釣り堀も消えました。
ともあれ、いつの日かManggarai駅が立体化される日を一日千秋の思いで待ちたいと思います。果たしてインドネシアにいるうちに見れるでしょうか。
・最後に広告車の話題 ナハ11,12
モハ204-362
何の広告でしょう??建設屋? ハエ22
モハ204-380
高速道路会社の保険ですか?帰省ラッシュ前だからですかね。 ナハ3,36
モハ204-58
大学の広告です。バスマニアなら、知らぬ者はいない(?)UKI。
おまけ H14。混色時代に同じアングルで撮ってますね;;
5817F
5809F
実は微妙に塗り分けが異なるのですね。5817Fの場合、前面外縁部に赤ラッピングが回り込んでいません。
以上
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