週刊マンガライレポートVol.182
先週末のゲート前
毎度更新が遅れまして恐縮です。レバラン連休前の業務追い込みと、断食3週間目にして、いよいよバテ気味です・・・。6月20日~26日分のマンガライレポートでございます。さて、3週間ぶりに車両の出現したゲート前です。今月初頭から入場しているH9の姿が確認出来ました。今週中に試運転が実施されるでしょうか(されませんでした)。もし、実施されない場合は、来週から断食明けの連休(レバラン)になってしまうため、だいぶ運用入りが遅れるかもしれません。但し、今年度から初めて、レバランの月であっても、DepokとManggaraiで通常通り1本ずつの入場は実施する(BalaiyasaManggaraiの電車部門がKAIから切り離されたのが大きいですね)予定ですので、逆に今週中に出場させておかないと、後が詰まってしまうかもしれません。Depokでは引き続き、8610Fが入場中です。
後が詰まってしまうかもしれませ
では先週の動きを。
・ナハ39,34 6M4T化 当初から赤帯化されていたナハ39,34がようやくの6M6T化
既報の通り、H9の入場から始まった横浜線編成最後の4本の組成変更は、最後はたしてどの南武編成からMM’が供出されるのかが注目されましたが、デビュー時に赤帯に張り替えられたまま、その後も何の組替えも実施されなかったナハ39,34が当該となりました。ナハ11,12から始まり、ナハ39,34に終わる結果になりました。てっきり赤帯になった編成から組成変更の対象になるのかと思いきや、今回も裏切ってくれるKCJでしたね。まあ、最終的に組替えられてしまいましたけど。これにて、南武線最後の原型顔として国内でフィナーレを飾ったナハ39は編成を崩され、2M4T化されてしまいまった格好です。 H24から抜き取られたサハ204-124,サハ205-144
新組成は以下の通り。
・ナハ39・34(6M6T):204-23,204-69,205-69,204-124,205-144,205-23,204-18,204-54,205-54,204-52,205-52,205-18
・ナハ10,13 赤帯化 なんと正面だけは南武帯が残置
というわけで、一連の組成変更が終われば、次にKCJが手を付けるのは混色編成の解消ということは傍から見てもわかりましたが、やはり来てしまいましたね。既にH14編成が先陣を切って、赤帯に統一されていますが、次の対象となったのはナハ10,13でした。結局混色で存在したのはわずか1か月程度。しかも混色側は午後に撮るしかなく、なかなか撮影機会に恵まれぬ(いい加減雨期明けてくれよ・・・。今年は異常気象。)まま、あっけなく赤帯化されてしまいました。 MangaDuaの屋上から撮ってみました
が、せめてもの救いはなんと前面の南武帯はそのまま残ったことでしょうか。元々KCJ色とて、前面は黄帯1本ですから、そこにオレンジの細帯が入ったところで、大概に影響はないわけで、これは南武ユーザーの方にとってはかなりの朗報なのではないでしょうか。強いて言えば、側面の赤帯が扉部分にまで回らなければ(ナハ11,12,39,34は扉部分は省略)、なおすっきりしたのでは、と思います。いずれにせよ慣れるまで時間がかかりそうです。
・TanjungPriok線Ancol駅営業再開(6月25日) 可愛らしいとんがり帽子のAncol駅本屋
公式SNSから発表がある通り、6月25日からAncol駅の営業が再開しています。一体どうしてこのタイミングで、営業再開なの??といったところですが、準備が出来たということなのでしょう。真昼間には撮影出来る列車も少ないですので、せっかくですので、Ancol駅に初訪問(いつも通過するだけですからね;;)してみました。
駅出たらすぐ売店という、今ではほとんどお目にかかれなくなった光景
自動改札がしっかり設置されています
TanjungPriok方面を望む。この先線路別複々線が続きます
2番線に行くには、こちらのホーム先端から降りて線路経由で 2番・3番ホームが三角州になっている特殊な構造
入線するKFW Ts4
巨大な高速道路の高架橋とは対照的にその下にこじんまりと佇むAncol駅。駅前道路はひっきりなしにTanjungPriokからやってくる貨物車両などが行き来し、まさに都会のローカル線という感じで良い雰囲気です。両端駅のターミナルが巨大すぎるので、AncolこそがTanjungPriok線の身の丈に合った駅なのではないかと思います。5,6年前にはそれまでの低床ホーム(というか土とバラストが軽く堆積していただけか?)から高床化されたものの、逆に土休日運転のAncol行き行楽急行も廃止されてしまい、その後は一向に営業再開の音沙汰はありませんでした。そして昨年12月にTanjungPriok線の営業が再開されたものの、当駅は通過扱いのままでした。しかし、行楽急行廃止後は当駅からのドリームランド行き連絡バスもなくなり、ある国は微妙な距離、かといってタクシーに乗るのも・・・という感じで果たしてどれほどの利用を見込んでいるのでしょうか。ちなみに、この日は初乗り目当ての尾根遺産たちが数名乗り込んだのみでした。 乗り込むと、ちょうど連絡線を貨物列車が通過
・その他の話題 6168F運用復帰
先日、床下から発煙し、運用離脱していた6168Fですが、前回のデポック通信の通り、修繕を終えており、先週末は朝運用を中心に充当されていました。 05-109F車輪交換
05-108Fと変わるように、1ヶ月強ほど運用離脱していた05-109Fも一部号車の車輪交換を実施の上、運用に復帰しています。 交換された車輪
そして今回も、波うち・グレー車輪となっております。やはり、ハエ31の一部車両が履いていたものとどうやら同一品のようですが、それはJRから供給された205系の予備部品ではなく、今年度から従来の某金属製の車輪がグレー・波うちに仕様変更(ですので、205系向けにも納品されているということになりますね)になっているためというのが正解のようです。全検時の車輪交換では基本的に黒塗装が実施されてしまいますが、それ以外の交換ではそのまま使用がされるので、今後もグレー車輪を履く車両が増えるものと思われます。 最後の1本となったオール南武帯編成、ナハ41,40
混色編成ばかりに目が行きがちですが、この編成も忘れるわけにはゆきません。が、ここ数週間どうも順繰りが悪く、ほとんど撮影出来ていなかったのですが、先週末は朝から幸運にもバッチリ賞味出来ました。ついに広告が入るのではないかと、毎日ヒヤヒヤしておりましたが、なんとか持ちこたえてくれました。なお、編成は方転したままで、南武編成ではおそらく唯一クハ204がBogor側に向いてしまっています。 こちらもManggaDuaの屋上から狙ってみました
そしてこちらもいつまで持つかわからない混色編成、ナハ35・44
ナハ37,42のサハの広告が外れて、赤帯が2両になっているではないか!!
とにかく最近午後の天気が不安定すぎて、しっかり撮影が出来ておりません。連休中まで残ってもらいたい!!
・広告車の話題 2種のパンタが混在のH7
モハ205-194にSmartFren広告が追加
というかサハ205-127の状況を見ると、契約延長による張替っぽいですね
おそらくこちらのラッピングはもう解除されているでしょう ナハ7,8。そして毎度の夕立です・・・
映画の広告がラッピングされたモハ205-275
映画の広告ですので、短命に終わるでしょう ナハ43,38
すっかり上げたつもりだったのですが、上げそびれていました・・・。今更・・・なんですが、ナハ37,42のと同じ靴の広告です。 モハ205-66
運輸省新ナンバリングネタはまた時間があるときにでもまとめようと思います。
※レバラン休暇を頂くため、次回マンガライレポートは7月10日頃を予定しています。
◆次回更新予定◆
【既報】H24,25運用開始
【既報】16年製1等客車レバラン輸送に活躍中
【New‼】16年製3等客車も7月2日からゲリラデビュー(時刻表に乗らない毎度のガラ空きレバラン臨) 外観は16年製1等車そのままに、車内を2&2列の集団見合い式に!!
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