マト69編成脱線(8月31日)
またも脱線事故、こんどはマト69
本日、8月31日10:15頃、JakartaKota発Bekasi行きKA1338がJakartaKota駅9番線から発車直後に先頭台車が脱線した。当該はクハ202-109。27日にやはりDuri駅発車直後に05-102Fが脱線するという同様の事象があったばかりですし、今年に入ってから低速走行時の脱線が頻発しています。折しも、車輪踏面管理が徹底されるようになったことと、この連続する脱線はなにか関連があるのでしょうか。それにしても、毎回当該が8連編成というのには、どうも神の見えざる手が働いているように思われて仕方ありません。
事故時の画像等はKaoriNusantara様のページをご参照ください。
http://www.kaorinusantara.or.id/newsline/59926/krl-commuter-line-tujuan-bekasi-anjlok-di-stasiun-jakarta-kota
さて、前回Duri駅での脱線は3番線から下り本線への渡り付近での脱線とのことですが、今回の脱線現場はポイント到達前になっています。最初、事故画像を見たときには9番線に入線するJakartaKota行きの最後尾が脱線したのかと思っていましたが、真相は発車直後での脱線でした。9番線先端は弓なりに、進行方向右側に本線と合流する形で緩くカーブしており、まさに単純な競り上がり脱線の様相を呈しています。素人目の安直な考えですが、そろそろ脱線防止ガードの設置は進めなければならない頃合いなのかもしれません。
なお、いつもお世話になっております、くれすと様が復旧直後の現場にたまたま居合わせたとのことで、画像を頂きました。
当該のマト69編成は自走で復旧後BukitDuri電車区へ回送
(Jayakarta~JakartaKota間ですれ違い)
超低速化での脱線ですので、スカートに若干の損傷がある程度で、目立った破損は見受けられません。台車整備後、すぐに復旧するでしょう。
9番線の脱線跡痕。進行方向左側に脱線しています。
発車直後にもかかわらず、少なくとも20m近く走行しているのは気になるところです。
復旧用資材と人員を載せてやってきたDjokoTingkir。編成の回送には使用されず。
事故復旧作業中も中央線は11・12番線を使用し本数を減らしながらも運転継続。
以上画像5点はくれすと様撮影
車両増備から、徐々に安全対策への投資を拡大してゆかなければならない頃であるのは明らかです。このあたりにも日本の技が売り込めれば良いのですが・・・。
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