週刊マンガライレポートVol.189
05-102Fが臨時入場。H6,H8はそろそろ出場か?
変わり映えのしないゲート前ですが、05-102Fが臨時入場しています。これは8月27日夜、Duri発Tangerang行き最終電車KA2234が、Duri駅発車直後、ポイント上で脱線したもの。当該車両は05-702。低速での脱線が本当に目立ちますね。なお、今回発車直後だったため、車両の損傷は少ない模様。また初の12連入場となった205系H6+H8ですが、ようやく姿を現しました。試運転線上にも先頭車の姿が確認出来、そちらの検査がすでに終了しているのなら、今週中に出場となるかもしれません。そして、廃車回送はいつになるのやら・・・。
そんなわけで、ほぼ動きのない1週間だったのですが、なんだかんだで小ネタが溜まっています。
・05-109F運用復帰
無事運用復帰した05-109F
最新ニュース欄でお知らせしている通り、8月15日に架線トラブルでパンタを損傷した05-109Fですが、部品取り車からのパンタ供出の上、運用に復帰しています。 当該だった05-209のパンタ
律儀に2パンにしていますが、予備品が尽きてきたら、片方撤去というのもあり得るのでしょうか。そもそも2個とも上げておく必要ないですよね。予備パンタとして下げておけば良いのに。
・H24,25、パンタ交換 元ナハ39、MM'67が菱形パンタに
先週末頃から、シングルアームと菱形パンタが混在していた編成間で交換が実施され、編成内での形状統一が進んでいます。まずはH24,H25。 床下が若干クリームがかっているのが元南武編成の証
8連時代にシングルアームの故障から菱形に換装されていたH25に南武編成からMM’ユニットを組み込んだH24で組成していたため、H24側を菱形にして、統一を図っています。なお、当地で元南武編成が菱形パンタを装備するのは初のケースです。何年ぶりに菱形に戻ったのでしょうか。
・H7、パンタ交換 H7もオール菱形パンタに
ちょっとこの画像では何が何だかわからず恐縮です・・・。本当はしばらく歩いて直線区間から狙うつもりだったのですが、ゲリラ豪雨の前触れでしたので、駅近でお手軽に撮影しました。まあ、すぐになくなるものでもありませんから。オリジナルのH7編成は8連時代にシングルアームの故障から、菱形に換装しているため、これもH15から組み込んだMM’210を菱形に取り換えています。 菱形に戻ったモハ205-210
・H19、パンタ交換 H19はシングルアームに統一の模様
というわけで、上記2本の菱形パンタの出所がこちら、ですね。H19はもともと、これもシングルアームの故障から菱形に換装していましたが、MM’221を組み込んだため、2種のパンタが混在する形になりました。そこで、今回、おそらくH15(H7)とナハ39(H24)のシングルアームとトレードする形で、シングルアームに統一されることになりました。が、先週末の時点で、モハ205-218のみ換装されており、モハ205-217の方はまだ菱形のままでした。おそらくちょうど数が合いますので、今週末には統一されているものと思われます。 シングルアームになったモハ205-218
まだ菱形だったモハ205-217
やはり見てくれだけはやたらにこだわるKCJでした・・・。
・客車列車用緩急車、AlingAling連結停止 Gajayana編成使用の臨時ArgoParahyangan
Semberani編成使用の臨時ArgoJati
逆エンドがデフォルトのTegalEkspres
ついにオール新色化、Sawunggalih・・・・
いずれも機関車次位から営業しています。 パンドン線の凋落ぶりが甚だしい・・・遜色パラヒャンガン・・・
(頭が電源車ですので、今回のお題をはズレますが・・・) Argoなのにほとんどが元青胴K1、しかも他所からの借り入れ車・・・
で、これまでAlingAlingとしてぶら下がっているだけだったであろうK2が細々と営業中・・・
前々回の更新で、RangkasBitungで役目を終え、放置されている元行商車両改め、AlingAlingの数々を紹介しましたが、この緩急車の連結廃止はレバランを前後して、全国区で広まっているようです。確かにレバラン臨を撮影したときの画像を見返すと、一部の列車が機関車の次位から最後部まで、ちゃんと営業していますね。気づくの遅っ!!そして後悔先に立たず!!思えば、特にアルゴクラスのAlingAlingにはボロK3の代用とは行かず(ArgoParahyanganでは平気でやってましたが!!)に骨董品のような元荷物車がArgoカラーに塗られていたりしたわけで、まさか消えるとは思っていなかった・・・。
元はと言えば、度重なる追突事故の被害軽減の苦肉の策として登場したAlingAling、確か2011年初頭あたりから連結が始まったと記憶しています。それ以来、元々エグゼクティブクラスの編成は片側が電源車ですので、それにプラスする形で反対側に荷物車を連結し、サンドする形(元々荷物扱いのある列車は変化なし)に、またビジネスとエコノミでは、電源車は食堂及び客室と合造のものが編成中間に入っているため、両側の客車を営業停止(このあたりが非常に曖昧な運用なのですが、ビジネス・エコノミでは概ね最後尾のみ営業停止、先頭は営業していることが多かった)にしたりして対応していました。が、当時のご時世、特にエコノミに連結された最後部のAlingAlingの窓を破壊したりして乗り込む輩も多かったため、後に窓と扉を鉄板で塞ぐというものものしい車両も登場しました。そういや、この鉄板封鎖車両を最近見かけなくなったなぁと思っていたのですが。 先日おっとっと様と撮影したArgoDiwipanga
機関車次位が鉄板封鎖車両、後にK2からB(荷物車)に扉改造と共に格下げ。もしかしたら、16年度新製K1と鉄板車の組み合わせは本当に僅かな期間で終わるかもしれません!?どうやら話によると、離脱したAlingAlingのうち、古典クラスの荷物車は運輸省指導により廃車、K2改造の比較的経年の浅い車両は再旅客化の計画もあるようで・・・。というか、荷物車改造したのを、また扉直してリニューアルするのか。
天気も相変わらずの、ダメダメぶりです(もう9月から雨期入りらしい・・・って、いつが乾季だったのよ?)ので、唯一天気が恵まれたレバラン時期の長距離列車をもう一度振り返ってみましょう(未アップ分)。 短距離&本当は単編成Argo、ArgoJatiもしっかりとAlingAling連結で風格がありました
(荷物扱いがないので完全なるAlingAlingです) KMPをAlingAling扱いにするという強者も。GayabaruMalam。
(別にもう1両KMPを連結) そして前後に荷物車(利用不可のAlingAling)連結時代のPurwakartaLokal
これも荷物扱いしていないもののAlingAlingとして連結するTegalBahari
これまで何の有難味もなく撮影していたこれら列車が、突然無くなるというのもなんだか寂しいものですね。編成美としては良いのかもしれませんが、塗装も統一され、全部同じ旅客車(特にK3とK2の場合)というももなんだか味気なくなりますね。そもそも、車扱い貨物自体が減少の傾向(バイク輸送があるので全廃にはならないでしょうが)にあり、緑の貨車を連結した特急が今後のネタになってゆくのかもしれません。Manggaraiで通勤電車の合間に荷役の兄ちゃんがせっせと荷物を担いでゆく姿もいつの間にか見れなくなってしまいましたしね・・・。
以上
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 週刊マンガライレポートVol.210(2017.02.07)
- RangkasBitung電車入線試験(2月3日)(2017.02.05)
- (期間限定更新)週末のチカウム④(2017.02.03)
- KCJ公式グッズショップ「C corner」オープン(1月30日)(2017.02.02)
- 週刊マンガライレポートVol.209(2017.02.01)