DD55 512 Tuntangへ(9月25日)他
新たな棲家へと移った元神奈川臨海DD55 512
この週末は金・土・日とお休みをもらいちょっくらお出かけ。ま、ネタはないなんて、たかをくくっているとTanjungPriokでBonBon展示なんていうことをかまされてしまうわけですが、3日前に突如告知されたところで、どうこうなる話ではなく(旅行を途中で投げ出してしまえばいいだけですが、流石にね・・・)、BonBonはまたいずれ。前に何度か撮ったし、まあいいや。こちらの詳細は、また後日。現地ヲタが集結していたはずで、情報取るには事欠かないですから。
というわけで、掲題の通り、9月23日朝、Ambawara博物館に展示中(正確には保線用機材として留置中)だったDD55 512が隣駅のTuntangにD300及びD301の牽引で回送されました。ちょうど数日前にBB200-08が陸送されたばかりで、何らかの動きが見られるだろうと思った矢先でした(そんなこともあろうかとAmbarawa行きを決めたのですが)。
が、DD55が回送されるなんてつゆ知らず、日車製KRD、MWC302改のKedungSpurがSemarangPoncolに戻ってくるのを待ってから、悠々とAmbarawaに出向いたところ、外から見た感じ、黄色いDD55が見当たらない・・・。しかも観光列車運転用のD300も留置されていない??これはまさか・・・、と嫌な予感がどうも的中したようで、入館券かって、ほどなくすると、プォーンとD300のものと思われるフォーンが。すると案の定、園外へと続く、機関庫の脇の線路から、D300がD301と重連で姿を現したではないですか!! なんと、園外へ伸びる線路から釜がやってきたではないですか!!
心の中では絶叫モノですよ・・・、なんという間の悪さ。
そそくさと、停車した機関車に近寄り、KAIのおじさんたちに聞いてみると、今ちょうどTuntangに回送してきたとこだ、と言われ、チョー悔しいぞ!!あと数時間前に来ていれば、無動力ながらDD55がAmbarawaの緑の大地を行く姿を激写出来たわけで・・・。ここはとりあえず、DD55が移動したという記録が撮れただけでも、満足することにしましょう。きっと、DD55が移動したなんて、現地ヲタは誰もアップデートしないでしょうから。それにしても、DD55博物館で誇らしげに留置されているシーンを一度は拝んでおきたかったものです!! レトロなTuntang駅構内に場違いな運輸省倉庫が
そんなわけで、自身2度目のAmbarawa訪問でもあり、正直保存蒸機なんてどうでもいい(笑)存在ですので、D300の構内入れ替えだけ撮って、Tuntangに直行しました。Tuntang駅は休日の観光列車運転時にしか基本的に公開されていませんが、Ambarawaの職員曰く、大丈夫だと言うので、木の下で寝ていた自警団?にDD55を見たいと告げ、中に入れてもらいました。オランダ時代そのままの駅構内にたたずむ姿を予想していたのですが、そこのDD55の姿はなく、おや?と思うと、側線の先に真新しい運輸省倉庫が建っており、その中にDD55は押し込められていました。まあ、屋根なしの博物館で留置されていたより、まあ環境はいいかな?一応、走行可能状態(そうでなければここに持ってきた意味がないですからね)だそうですし。 そんなわけで、当方約1年と数か月ぶりに再会です
(Cirebonで撮った前回もこんな画だったような・・・)
まぁ、Tuntangに輸送されたということは、いよいよKedungJati~Ambarawa間の復旧工事が本格的に着手されるのではないかと思われ、今度こそはDD55が動いている姿を激写したいところです!!この雪辱は果たさねば!!しかし、約1年ちょい前にCirebonからAmbarawaに輸送され、結局その後も動きがないまま留置が続いていたわけで、相変わらず運輸省の動きは遅いですな。
ちなみにTuntang駅はこんな感じのところ。一時はAmbarawaを蒸機専用、Tuntangをディーゼル専用の博物館にするなんて話が出ていましたが、今後Ambarawaのコレクションが増えればそうなるのでしょうか。 駅本屋
本屋をホーム側より
見にくくて恐縮ですが、3番線?は現在PC枕木化が実施されていました。復旧事業は一応、動いているようですね・・・。 駅構内の様子
かつて観光列車に使用されていた?トロッコ
今回、時間がありましたので、列車に乗ってKedungJati側も車中から見てきました。こちらは当方初訪問です。 本線からAmbarawa方面への線路は切られてしまっています
(というか枕木交換時に、古いポイントを撤去したのでしょう) 駅名標
(こんなに山間なのに海抜36mしかないんですね) 駅舎はAmbarawaそっくり
Ambarawa方面へ向かう線路
(駅構内との間の数メートルの線路が、こちらもて撤去されていました)
おまけ
AmbarawaでのD300の入れ替えシーン Ambarawa駅をバックに小休止するD重連
このまま機関庫に戻ってしまうのかと思いきや、この後まだ入替えをやるとのことで、まさかBB200を引き出すのか?と尋ねると、違うよ、とのことでションボリだったのですが、まあ何かしらが見れるのだろうと、Tuntangに行く前にウォッチングしてみました。 今回引き出すというのが、この小型クレーン車
しかし、手前にガラクタ貨車があるため、これを移動せねばなりません
さらにその手前にはモーターバイクが止まっていたのですが、
D300から降りてきた社員さんが乗車して、線路視察に出かけてしまいました
(Jambu方面への線路も生きているということなのね) 作業が始まるまで、移設されたCicayurとCikoyaの駅舎を撮影
(両駅とも、なぜか片側のみ壁が柵になってしまっています) 重連を解き、D301の方が貨車をまとめて引き出します
D300がクレーン車を推進してきました
すると、運転台の方から乗って行けよとのお声がかかり、キャブに乗せていただくことに(しかしこんな子供だましでは私のショックは癒されないぞ 笑)。 入口方面に進んでいきます
で、今回の任務は、この台車を奥に移動することらしいです
(BB200と一緒に陸送されてきたドイツ製の台車らしいけど。客車のものっぽいですね?)
連結器がない(当然)なので、このクレーンをひっかけて引っ張るという、インドネシアらしい発想なのですが、結局クレーンの油が切れているのか、悪戦苦闘した挙句、作業も中断してしまったので、適当に切り上げ、Tuntangに移動しました。 もう1台は人力で押していたんだけどなぁ・・・
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