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週刊マンガライレポートVol.190

Dsc_0404_r                        H6,8出場真近

連日の試運転等々で更新が遅くなりまして申し訳ございません。しかもこういうときに限って、ネットの調子が悪い・・・。さて、初の12連入場となったH6+H8がいよいよ姿を現しました。さすがに12両分とだけあって、丸一か月を要しての全検となりました。上記画像の先頭車、クハ204-68ですが、従来は中間運転台となっていた車両で、今後連結順序が変わるのか、気になるところです。遅れたついでに先出しておきますと、9/6にDepokまで自力回送されており、またこれと入れ替わりで、H7がBalaiyasaManggaraiに全検入場しました。なお、Depok分の7122Fは9/2土曜にすでに出場試運転を実施していますが、週末までの営業入りはありませんでした(9/8営業入りを確認)。またその入れ替わりで1090FがDepokに入場しています。ですので、今週の大きな動きはなく、小ネタが続きます。

・マト69運用復帰
Dsc_0035_r                  マト69が早くも復旧(こちらは事故当該でないクハ203-109側)

先日JakartaKota駅で先頭車が脱線したマト69ですが、台車とスカートを小改修の上、日曜日から運用に復帰しています。本当に発車直後の脱線ですから、損傷の度合いも少ないのでしょう。先に脱線事故を起こしている05-102Fは未だに復帰していません。Jatinegara行きをDuriで捕まえましたので、そのまま乗車し折り返しを途中で待つことにしました。
Dsc_0058_r    曇ってきたのでPondokJatiの踏切で待ち(こちらが脱線当該のクハ202-109)
Dsc_0065_r               車輪削正等の整備は受けているようです
Dsc_0037_r          レールに接触し、損傷したスカートは剥げ隠ししてあります

・8612F黒縁化
Dsc_0471_r                      これにて銀縁消滅
Dsc_0472_r        
                         引きでもう1枚

5809F、5817F、そして8618Fと投石防護網が銀のまま残っていた編成が相次いで黒塗装になっていましたが、その流れで8612Fの黒縁化も確認されました。これにより、銀網の編成は営業編成から消滅です。くどいようですが、ジャカルタ鉄する上で、無駄なカットは1枚もないのです。なお、東急車の話題ですと、8607Fが8月中頃から運用から離脱しており、噂によると東急車の10連化もあるとかないとか・・・。赤帯・網の黒縁化と一旦の集大成と見える東急車の動きですが、油断は禁物です。

・中扉ステップ廃止の動き
Dsc_0553_r                   すっきりした印象になったナハ7,8

2016年度分の6000よりドアステップが省略されているのは既報の通りですが、なんと既存編成にも205を中心として撤去される編成が先週から出現しています。205系のデビュー時に確かハエ25が一時的にステップを外して、運用に入っていましたが、その後再び設置された経緯がありますが、既に各線でのホームかさ上げないし、オレンジステップの設置が完了していますので、撤去しても問題なしとの判断がなされたものと思われます。とりあえず、205系のみで撤去がされているようですが、おそらく今後他形式にも波及するものと思われます。現状で把握しているのは上記ナハ7,8及び以下の3本になります。なお、ステップの撤去情報は格段の事情がない限り、追跡しませんのでご了承ください。
Dsc_0083_r                ナハ2,4(同時に方転も実施されていますね)
Dsc_0130_r                           H24,25

H24+H25といえば、前回もパンタ交換の件で、アップしたばかりですが、変化が目まぐるしいですね・・・。
Dsc_0139_r               ついでにパンタ換装されたモハ205-67を再掲

前回、菱形パンタになった元南武モハの画像を上げ忘れていましたので、この通りアップです。まあ、注目してもらいたいのはパンタよりも、帯色なんですけどね。退色激しすぎではないですか??南武帯のKCJ帯化も、ナハ10,13を持って、止まってしまったのもこのあたりが要員なのでは、と疑ってしまいます。
Csc_0141_r       ナハ37,42(広告も増えていますので、下で合わせてお知らせします)

・広告車の話題

Dsc_0075_r                         モハ205-63

編成写真は上に上げていますので、当該車両をアップ。久々のマンションの広告です。電車の乗客が高級アパートメントを買えるのかは、かなり微妙ですが。にしても、KCJ帯のサハ205-135はしぶとく残りますねぇ。
Dsc_0120_r                       ノーマークだったH2
Dsc_0124_r                         サハ205-122
Dsc_0127_r_3                         モハ205-183

いまさら、BNIラッピングですか・・・。てっきりH28か何かだとずっと思っていましたが、H2でした。前に上げていましたっけ?記憶がない・・・。一時、増殖していた銀行ラッピングですが、また増えるのですかね。


・TanahAbang,PasarSenenの客車留置線が完成
Dsc_0016_r          TanahAbangではあの廃信号所がまさかのリノベーション・・・

空港連絡線のManggarai駅ホーム用地確保のため、Manggraiの代替となる客車留置線の建設がリリースされていましたが、ここ数か月程度の突貫工事で、TanahAbangのKaret側、Serpong線と環状線に挟まれた中洲、及びPasarSenen駅北側の遊休地(いずれも居住者を強制立ち退き)にそれが姿を現しました。
Dsc_0045_r         PasarSenenにこんな広大な土地があるとは思わなかった・・・

これにより、Manggaraiの空港連絡線ホームが設置されるだけではなく、TanahAbang~Manggarai間の回送列車の本数が大幅に減ることになり、列車詰まりもやや解消されるように見えるかもしれませんが、機関区は相変わらずJatinegaraですので、単機回送は依然として残るわけで、抜本的対策にならないのも、また事実でしょう・・・。だいたい空港連絡線は、15分ヘッドでの運転を予定しているとのことで、減った回送以上の本数が設定されますから、Duri~Manggarai間はボトルネック確定です。幸いManggaraiの空港連絡線ホームは8番9番線(仮称)となるのでしょうから、大きな平面交差支障にならないのが、せめてもの救いなのでしょうが、空港線を優先すると、しわ寄せが来るのがCommuterですな。

以上

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