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週刊マンガライレポートVol.191

Dsc_0330_r                       先週末のゲート前

H6,8が出場し、H7が入場しました。が、完全に取り込まれており、事実上の何もいない週末です。犠牲祭も過ぎたわけで、そろそろ廃車回送設定してくれないかね・・・。なお前回、Depokで1090Fが全検中とお伝えしましたが、1080Fの誤りでした。お詫びして訂正いたします。東葉ガルーダ紋章付が1080Fでしたね。すみません。

                  マンガライ駅大変化!!

Dsc_0895_r                          何も・・・・・
Dsc_0898_r                        客車がいない!!

先週お伝えした通り、急ピッチで工事が進んでいたTanahAbangとPasarSenenの客車留置線が早くもちょうどこの日曜、11日から使用が開始されており、それに伴いManggaraiへの客車留置が臨時列車や入出場車両を除き原則なくなりました。2015年ダイヤ改正を前にして、JakartaKotaが受け持っていたEkonomi編成とManggaraiが受け持っていたEksektif編成の交換、及び留置線の南側への移動という小変化はあったものの、この地から客車が消えるというのは、あり得なかったわけで、Manggaraiから客車の整備機能が失われるという事実はインドネシア鉄道史に一大ニュースとして刻まれるのではないかと思われます。さらば!!マンガライ客車区(MRIの所属表記は存在しないため、Kota客車区Manggarai派出といったところなのでしょうか)!!2年ほど前に南側に移設された客車留置線ですが、わざわざ架線柱が整備されていた通り、あくまでも暫定的なものだったわけで、今後空港連絡線の留置線に転用されるものと思われます。同時に、都心のど真ん中であるTanahAbang~Sudirman~Manggarai間をEkonomi客車が回送されてゆく風景もわずかな期間で終了しました。空港連絡線開業までのしばしの間は、Manggarai入線待ちがいくぶん解消されるでしょう(まさかこのタイミングで移転するとは思いもしませんでした)。
Dsc_0759_r              使用が開始されているTanahAbangの留置線

そして、もう一点。この客車区の移転は大きな問題を残して行きました。というのも、今後のゲート前画像の撮影が果たして続行できるか、ということです。かつては、半ば地元住民の通り道と化しており、さらにManggarai駅7番線の先からKAIの詰所伝いに歩けば良かっただけの話なのですが、先の南側への移動と同時に、ゲート付近の施設が全て撤去され、今の状態になっていました。それでも、KAIや下請けの作業員、さらに作業員への飲食物販売を目的にした露天商がウロウロしており、別に撮影していてもお咎めは受けてこなかったので、これも既得権益的なものと考え、その後も撮影を続行してきましたが、こうも一切の車両が消えたとなると、正直躊躇しますよね。マンガライレポートVol.200まであとわずかですが、ゲート前画像は今回が最後になるかもしれません。今後の対応は未定です。

では、先週の動きをどうぞ。

・7122F全検出場、運用復帰
Dsc_0509_r            特に大きな変化はないですが、ピカピカになった7122F

Depokの8月分として全検入場していた7122Fが運用入りしています。前回の入場で、現在のスタンダートである、す白の色差しが実施(このあと入場した7123Fとかマト52とかホント謎・・・)されていましたので、大きな印象の変化はなく、引き続き6000との識別のためか、正面飾り帯は引き続き黄色になっています。6000のV編成も、見てくれはどうであれ、飾り帯赤にしておいた方が良かったのではないかなぁ。今後作業ミスが出そうな予感。
Dsc_0979_r                          逆サイドより

今回の検査では、KKWラッピングが解除された他、ハートMの剥離(台座は残ったまま)も合わせて実施されています。ここ数か月の流れですよね。また、大半の車輪が今年度分購入の波うち車輪に交換されています。
Dsc_0531_r                       剥離されたハートM

Dsc_0527_r        肉厚になった車輪。全面塗装も、黄帯下までがスカートと同じ朱色。

また同時に新運輸省番号が設定されており、7122から順に、K1 1 82 01~K1 1 82 08の順に付番されています。

・H19編成パンタ換装完了、シングルアームに統一
Dsc_0548_r                  シングルアームに統一されたH19

前々回の更新で、編成内で2種のパンタが混在している編成の、パンタ差し替えの模様をお伝えしましたが、その時点で唯一まだ未換装で残っていたモハ205-217がシングルアームに交換されています。実は前回の時点ですでに交換されていたのですが、H19を捕まえることが出来なかったため、掲載を見合わせておりました。まあ不要不急ネタですので、ご理解ください。
Dsc_0564_r                     とりあえず、モハ205-217

またこの日もSerpong線運用に入っていたので、後日また撮りなおします。

・05-102F運用復帰
Dsc_0795_r                    脱線地点を行く、05-102F・・・

8月27日夜に脱線事故を起こし、運用を離脱していた05-102Fが復帰しています。この日もTangerang運用でしたので、ロクな画像を撮っていませんが・・・。取り急ぎ、証拠写真を。

脱線当該の05-702の両台車とも、整備の跡がありました。
Dsc_0808_r                  
                  こちらが脱線当該なのか?810mm
Dsc_0814_r               そしてこっちは813mm。本来ならこれも揃えないとならないのだろうが。
Dsc_0839_r                        出発を後追い

これも要後日撮り直しです。

・ステップ撤去の動き
Dsc_0403_r                         ナハ43,38
Dsc_0422_r                         ナハ3,36

前回、205を中心に扉ステップ撤去が開始されたとお伝えしていますが、着々と進んでいます。追跡調査は実施しませんが、まあやってきた編成だけは上げておきます。ネタも少ない週ですし。とりあえず、12連ものから撤去を進めているようで、H21,22などもステップ撤去されているのがすれ違いざまに見えました。

・その他、適当に貼っておきます

Dsc_0382_r_2             すみません、入場とか書いてしまいました1090F
Dsc_0399_r             05-104F今更リベンジ。いつも曇りばかりだったので。
Dsc_0413_r                          なんだか久しぶりなハエ14。このラッピング長いですね。
Dsc_0484_r         6105F。なんだか今週入ってから車両故障を起こしたそうで・・・
Dsc_0496_r                    8000系列も元気に稼働中。
Dsc_0044_r_2               午後は暇なので遠出してみました。5817F。
Dsc_0057_r             BojongGedeの先に良さげな踏切を発見。5809F。
 
                  にしても、この2本色調違い過ぎる・・・
               最後の5817Fはステッカー切れで塗装赤か?

気づけば、9月も中頃で、日差しも夏の日差し(南半球ですので)へと変わりつつある季節の変わり目です。こんな常夏の国でも季節の変わり目には体調をこじらせ易いもので、当方も若干風邪気味であります・・・。しかしながら、撮影環境が最高なのも今のシーズン。ちょうど太陽が南側通過ルート(日本人から言わせればそんなの当たり前ですが、当地の冬場は太陽が北側を回ります。ので、Bogor線の朝下りは順光にほぼならない!)へになるかならないかの過渡期で、午前も午後も場所を選ばず基本的に撮影可能。しかも、長かった雨期もやっと明けたのか、この週末は朝から夕方まで晴天でした。しかし、まもなく雨期に入るとかなんとやらで、体調が悪いなんて言って居られない週末でしたね。

今後は徐々にBogor線の上り午後の面に日が当たらなくなってきますので、折を見てBojongGedeの踏切にはまた顔を出してみたいと思います。しかし、こんなところまでPKD巡回(駅間巡検という業務が追加されているのでしょう)してくるのね;;IdulAdha前でしたから、警戒していたのかもしれませんけど。

以上

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