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週刊マンガライレポートVol.192

Dsc_0007_r                        先週末のゲート前

特に動きがないので、念のためこの位置からです。何もないのに近づいてもね・・・。ManggaraiのH7, Depokの1080F共に引き続き全検中です。先週月曜に、6105Fが車両故障(主電動機のトラブルの模様)を起こしていますが、今回Depokで修繕が実施されております。なお、ゲート周辺では早速空港連絡線関連の工事が開始されており、入出場に支障を来さない範囲で、一部線路が撤去されるようです。施工会社と思しき人間も周辺をウロウロしていました。逆に、留置線に配置されていたセキュリティーボックスは廃止された模様。

Dsc_0003_r                  103以外、何もない週末ですね
                    

では、先週の動きを。

・H6,H8全検出場、運用開始
Dsc_0012_r                12連もの初の全検出場となったH6,H8

先週月曜12日より、H6,H8が運用に復帰しています。検査と同時に、最近の例に漏れずドアステップが撤去されています。同じ8月分でも、たった1週間の違いで7122Fは残置されていたのですけどね・・・。また今回の出場に際して、これまでデフォルトだったステッカーによる号車表示が省略され、オリジナルの号車表示板が生かされています。当然、8号車までしかありませんので、9号車以降は裏側に書きこんでいるようです。ステッカーを廃止したというのは、今後のさらなる組み換えも見越している?のでしょうか。いや、一旦12連になったものはバラされることはまずないとは思いますが。
Dsc_0015_r   とりあえず、証拠写真。戸袋部に掲出された号車ステッカーが省略されています
Dsc_0038_r                        12号車の表示

Dsc_0020_r                クハ204-68は引き続き広告ラッピングです
Csc_0042_r                         逆サイドより

また、出場に際し、新運輸省番号が適用されています。新ナンバリングは以下の通り。

・H6,H8:204-66(K1 1 88 57), 204-361(K1 1 90 130),205-361(K1 1 90 129),205-66(K1 1 88 51)+204-68(K1 1 88 64), 204-108(K1 1 91 27), 204-196(K1 1 88 63), 205-196(K1 1 88 62), 205-128(K1 1 88 61 ), 204-195(K1 1 88 60), 205-195(K1 1 88 59)
,205-68(K1 1 88 58)

・6108F車両故障

Dsc_0248_r               6101Fはまともな走行画像がやっと撮れました
Dsc_0415_r                      曇りましたが・・・6117F

既報の通り、9月15日より6000系VVVF編成3本が同時にデビューしていますが、案の定・・・というかなんというか、6108Fがデビュー2日目にして、冷房故障を起こし、運用を離脱しています。9月20日現在も離脱中です。ここまで修繕が長引いているとなると、単なる冷房故障ではなく、補助電源系に起因するのではないかと勘ぐってしまいます。冷房故障に始まり、SIVトラブル・・・今回、メトロからの技術支援はなく(KCJの自業自得と言えばそれまでなのですが)、かつて6000系列の修繕に奔走された方々もいらっしゃいませんので、KCJの自助努力でどこまで出来るのか。まあ、しかしこれで全ては4年前に戻ったわけで、最悪の場合、6108Fは部品取り廃車の憂き目というのもあり得るのかもしれません・・・。というか、2013年からの3年間が渡りに船の黄金時代だっただけで、結局は発展途上国、それだけの話なんですけどね。問題なのはこの3年間で日本のメーカー陣がどう変わったか。東南アジアに出るだけの度胸が付いたのか、結局は中共の前にひれ伏すことしか出来ないのか、それだけだと思います。ここで、2016年度分の6000がポシャったら、お上からの圧力により、KCJは今後の車両導入計画を再考をせざるを得なくなるでしょう。世の中205の話題で浮かれまくりですが、205がインドネシアンマインドにも耐えうる異常な車両ということを念頭に置かなければなりません。

とりあえず、運用開始初日に撮っておいて正解だった!!(笑)
Csc_0470_r                 6101Fもいつ落ちるかわかりませんよね・・・
Csc_0570_r          6117Fも走っているうちに撮っておくに越したことはありません

もし、6000が以前のように落ちていった場合、Cikarang,RangkasBitung延長も編成足りなくなるわけで、どうするのでしょうか。そうなったら205を10連に戻すしかないですね。

・ステップ撤去編成の動き(見つけた編成だけ)
Dsc_0077_r                          H17,H15
Dsc_0087_r                        ナハ39,ナハ34

やはり、12連から撤去しているようで、8連,10連には波及していませんでした。特筆すべき点はないですね・・・。

・広告車の動き
Dsc_0324_r                      久々の登場、ハエ1
Dsc_0330_r                       当該はモハ204-237

BCAのFlazz広告が新デザインになっています。今後また増殖しそうな予感ですね・・・。
Dsc_0279_r                   結局1本だけの変な色、ナハ10,13
Dsc_0285_r                       当該はモハ205-363

こちらもNuのお茶ラッピングが新デザインになっています。TehTarikとありますが、まさかの無糖??いや、どうせ甘いんだろうな;;

おまけ
Csc_0657_r               ナハ37,42のKCJ帯が再び2両になっています

ここ一か月ほどで、急激な増殖を見せた、Warcopの映画広告が日曜日をもって一斉に撤去されています。剥がした跡が相変わらず汚いですが・・・、一応混色が目立つようになりました。この空いた部分にBCAが来るのかな。

・1090FでNamboへ
Dsc_0054_r                       Nambo行きに1090Fが

ネタの方はさっさと回収出来てしまい、暇でしたので、開業以来ご無沙汰なNamboに行ってみることにしました。現状、1本しか稼働していない1090Fというレア編成でしたし(笑)開業時には閑散としたNambo駅でしたが、その後もセメント列車が続々増発され、さらに7月からはMerak(Cilegon)からの石炭貨物もBekasiからNambo発着に切り替わっているため、ヤードがどのように変貌しているかのウォッチングがてらです。
Dsc_0347_r        Nambo着。駅名標が移設されてしまい、こんな画にしかなりません。

相変わらず、涼み鉄の方々がいるようで、Cibinongで真面目な利用者の降車がかなりあったものの、依然としてNamboまで乗り通す客がそこそこありました。で、皆さん折り返しですよ;;
Dsc_0338_r                           ヤードを望む
Dsc_0350_r          石炭コンテナの積み込みはトップリフターっぽいものを使用

従来、Bekasiの側線には、石炭コンテナ積み下ろし専用の稼働式クレーンが設置されていましたが、こちらには設置されず、上の画像の通りでした。しかし、コキでヤードはいっぱいです。好き勝手にヤードに入れたのも、遠い過去の話になってしまいました。そして電車留置にはもはや使えそうにありません。少なくとも1本は機回し等のために開けておかねばならないでしょうし。一体何のために架線を張ったのでしょう??

※今週は車両の大きな動きが見込めないため、次回マンガライレポート更新は10月3日頃を予定しております。





     
                 

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