103系E20,E27編成、Cikaumへ(11月16日)
東海色の103系、帰らぬ旅へ・・・
11月16日終電後(17日未明)、廃車のため103系E20,E27編成のCikaum配給が施行されました。Cikaum配給は2015年1月以来約2年ぶりの設定です。2016年度分のメトロ6000系到着に備え、廃車回送が設定されると言われたまま、先延ばしになっていましたが、支社間を跨ぎ、なんとか調整が付いたようで、これを皮切りに、Manggarai、Depokそれぞれからの廃車回送が続々設定されそうな予感です。そして、その先鋒となったのが、かねてより噂されていた103系E20,E27編成となりました。これまでもマンガライレポートの表紙画像として度々登場してきましたが、ついにCikaumへ旅立つときがやってきました。
0時前にお迎え釜がようやく工場内へ
(結局、この客車版DjokoTingkirは出番なしでした) 入れ代わるように、DjokoTingkir牽引で工場内から103系が姿を現す
E20,27編成は2014年8月20日にDepokからManggaraiへ廃車前提で回送されて以来、門外不出(構内入れ替え時除く)でしたが、2年数か月のときを経て、本線上へ姿を現しました。 編成間の緩急車には荷物車を充当
そしてこの位置で、先ほどの牽引釜を連結し、編成組成 連結完了
廃車回送の編成は前回同様、釜+廃車編成+緩急車+廃車編成+事業用KRD(DjokoTingkir)となっており、BalaiyasaManggarai出場線上で一旦停止の後、CC201を連結しました。客車区がなくなったおかげで、駅ホームから簡単にウォッチング出来るのは思わぬ収穫です。緩急車には釜からの空気指令でブレーキ制御が効くらしく??(103介して引き通し出来てるの??)組成後、入念に作業員がチェックしているのが確認出来ました。 午前1時を回り、ようやく7番線に入線
信号開通まで小休止
7番線入線後は、信号変わり次第すぐ発車ということで、各車両の詳細を見ている暇もなく、先頭部分でそのまま待機。しんみりと感傷に浸る間もなく、ほどなくして駅長のカンテラが上がり、Cikaumへ向けて、ゆっくりと出発していってしまいました。 通い慣れたManggrai駅ともこれでお別れです
ついに出発
クハ103-822
モハ102-2009
モハ103-752
クハ103-815
クハ103-632
サハ103-210
モハ102-321
クモハ103-153
お決まりのDjokoTingkir
数名の鉄道ファンと、電車区関係者に見送られ、E20,27編成は静かに、Manggrarai駅を離れていきました。さようなら、103系東海色!!
★編成データ★
◆E20編成:2004年10月7日運用開始, 最終全検2012年6月。2013年3月上旬車両故障にて運用離脱。
◆E27編成:2004年12月7日運用開始, 最終全検2011年7月。同12月上旬車両故障にて運用離脱。2013年6月中旬、Bogor電車区に自力回送されるも復旧はなく、2014年8月20日、E20編成と共にManggarai工場へ配給。2016年11月16日廃車、Cikaum配給。
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