KL3 86118F,都営6121,6278他、Cikaumへ(12月15日)
これにてRheostatic全廃
12月15日終電後、廃車のため、KL3 86118F4両及びKL3 87101,KL3 87103、都営6121,6278の8両が回送されました。KL3 86118FはRheostatic唯一である84年製鋼製車と86年製ステンレス車の混成編成で、鉄製車の2両はステンレス車に準じたガンメタリック塗装という特徴車でした。現地ファンからはアルビノやCatDog(前後で顔が異なることから)などの愛称で親しまれ、Ekonomi廃止後はしばらくDepok電車区内の牽引車として活躍していましたが、牽引車の任は都営6217Fに譲る形で、引退していました。これにてDepok電車区、BalaiyasaManggaraiに留置されていた全てのRheostaticが完全に廃車となりました。また6121,6278の2両は昨年のDepok電車区内60両廃車にあぶれてしまい、留置が続いていました。なお、これら6両は11日夜にDepok電車区からManggaraiまでDjokoTingkir牽引で回送されています。これにManggaraiで留置されていたKL3 87102Fの残りの中間2両を組み込む形で、8両編成が組成されました。
◆今回廃車されたのは以下の通り。
・KL3 84108, KL3 84107,KL3 86117,KL3 86118,KL3 87103,KL3 87101,6278,6121
※廃車回送時の編成を表示しています。
え?都営??そしてその後ろは?
何か嫌な予感はずっとしていたのですが、ここまで順調に終電前に入れ替え作業が終了していただけに、そろそろ何が起きるのではと思っていたのですが、案の定入れ替え作業が通常より遅れ。しかもこういうときに限って、電車はほぼ定刻通りで、こりゃ果たして終電前に撮れるのか、それとも長期戦になってしまうのかと内心穏やかではありませんでしたが、最終電車がもうKotaを出てしまったという頃になってようやくBalaiyasa内から編成が引き出されてきました。聞いて居たところだと、1060FがすでにManggaraiに回送され、配給準備を行ってるとのことだったのですが、どうも計画変更があったようで、先にManggaraiに送り込まれたのは6121と6278とKL3 86118Fだったようです。この前と打って変わって、深夜にも関わらずチラホラ現地ヲタが集結しており、今夜は1060Fだなとか豪語していただけに、Hibahが出てきたときには面目丸つぶれでしたが(笑)しかし、Hibahだとヲタ、やっぱり集まるのね。たかが2両ですよ。それとも最後のRheostaticということに惹かれたのでしょうか。 KL3 84108を先頭に入線(CatDogのCat側ですね)
それでもなんとか終電の5分、10分前に7番線入線。なんとか撮影時間を確保することが出来ました。まさかRheostaticが来るとは思いもしていませんでしたので、これが本当に最後のRheostaticかと思うと、なんだかしみじみしてきますね。いくら変顔と言えども(日本人からはの愛称は変顔でしたね)。 連結作業はセメント返空に被られました
Bekasi行き最終は必ず環状線からのBogor行き最終との接続を取るため、Sudirman、Cikini両方向から最終Bogor行きが接近していましたが、環状線側を優先するため、Kotaからの列車はこんな深夜にも関わらず、Manggrai入線待ち。で、こんな貨物が先に通過したので、10分近く抑止されていたのでは?と。しかし今日はそのおかげで、撮影時間は稼ぐことが出来ました;; CatDogのDog側
後ろのバラ4両
一応、今回のメインはこれですね
釜の位置がかなり前だったため、ケツにぶら下がっていた都営2両もおかげでなんとか撮影出来たのはラッキーでした。それでも前後のお顔は拝めませんから、是非最後にもう一度Cikaumでなんとかレールの上に載っかっているところが撮れればな・・・と思いますが、どうなるでしょうか。
かなり慌ただしかった今回のお葬式、上の画像を撮って、すぐに入ってきたBogor行き最終に飛び乗りました。ですので、発車のお見送りは今回は割愛します。
おまけ
Rheostatic廃車回送一覧 鋼製編成 ※無印:Purwakarta配給 CKM:Cikaum配給
鉄製編成 DjokoLelono1
ステンレス編成 ※無印:Purwakarta配給 CKM:Cikaum配給
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