(期間限定更新)週末のチカウム①
車両搬出作業につき、Cikaum駅は制限45/hで車内からも楽々撮影
このところ、3日に1度のペースで続々施行されているCikaum廃回。となれば、当然Cikaum側もせっせとオフレール作業を進めなければ、後が使えてしまうわけで、Cikaum駅構内は刻一刻と姿を変えつつあります。加えて、これだけのハイペースでの廃車回送が設定されるとなると、オフレール作業は休日返上で続けなければ、このサイクルは崩壊してしまいます。そんなわけで、刻々と変化するCikaumの状況の把握、そしてあわよくばクレーンによる車両の1本刷釣りの光景を見られるのでは、との考えから、マンガライレポートはそこそこに切り上げ、PasarSenen10:30発のGayabaruMalamの客となり、PegadenBaruを目指しました。するとどうでしょう、冒頭の画像の通りで、先行列車がいるでもなく、Cikaum手前で速度制限が。こりゃ、確実に吊り上げがあるな・・・ということで期待が膨らみます。ちなみにCikaum駅入線時にはもはや止まるようなスピードで、こりゃ飛び降りようと思えば、飛び降りれるよな・・・、と。まあ、降りたところで、帰りの足をどうするのってことになりますし、いつも使っているオジェック屋のおっさんへの義理もありますので、とりあえず予定通りPegadenBaruまで乗り通しました。
こちらも車内から撮影。ついに日本車も二段重ね!!
まあ、しかしネットでチラホラとチカウム画像が上がりだしていますので、状況は飲み込めていましたが、まあすさまじい光景が広がっておりました。なお、考えることは皆同じようで、列車に乗っているときから、SNSを見たのか、今俺も向かってるぜ~というメッセージが入りまくり、いざチカウムに着いてみると、総勢20名超えの現地鉄ヲタが集結していました;;こう大所帯になりますと、こんな田舎町のオジェックの台数も限りがあるうえ、コストパフォーマンスが悪いため、それぞれのコミュニティで車を借り上げて、ここまでやってきたそうです。以前私もそれをやってみましたが、一歩間違えば用水路に転落という悪路をひたすら走らねばならないというのを考えると、ちょっともう勘弁・・・です。なんせ、所要時間が列車の倍、ですからね。
そんなわけで、オジェックにまたがり、戻ってきましたCikaum駅。さっそく顔なじみになった駅員氏に挨拶して、活動開始です。 先日廃車回送された6281F、4両ずつに分割して留置中
両編成とも、床下機器の取り外し作業中でした
バーナーで焼き切ってゆきます
どうやら、そんなに待たずとも、吊り上げが始まる気配でしたので、その前に裏手の廃車車両エリアをウォッチングすることにしましょう。 さっそくこちら・・・
レール上から消え、そして2年前の時点で既に用地いっぱいに廃車車両が横並びでしたので、もはやこうなるのはわかってはいましたが、直でみると、ものすごいインパクトですね・・・。それから、以前の状況を知るものにとっては、メトロ車の上に103系が乗っかるのでは?と予想された方もいらっしゃるのでしょうが、実際は103系は103系で固めてあるのですね。じゃあ、元のメトロ車はどこに行った?ということになるのですが、こういうことなんですね。↓↓ 2014年度のKCJ車は駅本屋から向かって右側(つまり東側)に集約
元々西側エリアに放置されていた車両が基本的に移動して、東側の2段目となっています。これはこれで、凄い入れ替え作業だったのでしょうね。なんせ吊るしたままキャタピラ付きクレーンがガタガタと構内を移動するんですからね。それにしてもこのやわらかい地盤にクレーンの重みで、凄まじいわだちが出来ていますね。歩くのも一苦労です。
廃車番号①~⑧のみがまだ残ったままでした
ですから、、KAI/KCJもはやお構いなしに見えた今回の廃車回送ですが、蓋を開けてみればまだその辺のしがらみはあるようで、西と東で完全にKAI車とKCJ車の棲み分けがなされていたわけです。①~⑧もいずれ東側に移動することになるのでしょう。 某SNS上に上げられたら炎上しそうな画・・・
なお、廃車番号はこの通り、2014年度分の1~72の続番ではなく、新たに1からスタートしています。 2016年度分の山を逆サイドより。今後さらに西側へ拡大予定・・・
おや?となるとKRLIはどこにいるの?ということになりますが、KRLIは諸事情により、お山の一部にはなれなそうなのです。 KRLIは西の端の端に留置
といいうのもKRLI、台車が付いたままなんですよ・・・。1本釣りでは台車ごと持ち上げるなんて出来るわけもなく、かといって車体を台車を外して、しかもこんな地面の上で、再び載せるなんてことわざわざするはずもなく・・・。となればKRLIの台車は、センターピンが刺さっているだけでなく、何らかのパーツで車体と接合されているということになりますね・・・。工具を使えば外せるのでしょうが、現役時代、検査時とかどうしていたんだか?そもそも分解検査は実施していない?なわけで、たぶんKRLIはこの位置が永住の場になるのでは、と思われます。
さて、そうこうしているうちにクレーンのエンジンがかかりだしまして、おっ、これはいよいよ吊り上げの開始というわけで、駅本屋に戻ります。さすがにクレーンの稼働範囲に入るのは危険ですので。そもそも倒れそうで怖いですよ。 本当に垂直に上げないと、ピンが引っかかり台車が外れないようです
安住の地へ
オフレール
間髪入れずに2両目に玉かけ
もはや手慣れたもので、スムーズに進みます
山の裾野もどんどん広がります
このまま3両目、4両目と進むように思われた作業ですが、ここで雨になってしまい、一旦作業中止。それでも帰りの列車までまだまだ時間がありましたので、粘って待っていましたが、残念ながらその後作業は再開したものの、それからは台車の移動になってしまい、車両の移動はそれっきりになってしまいました。そして、今度は本当にどす黒い雲の襲来となり、雨が降る前にオジェックに乗って、撤収となりました。
最後にその他スナップをいくつか上げておきます。
めんどくさいのでキャプチャはなしです。すみません・・・。
次回は三段重ねになっているのか?また来週をお楽しみに。
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